樋口和貞が遠藤哲哉を下して「KO-D無差別級王座挑戦剣」奪取【DDT】

挑戦剣を獲得した樋口

「オレが挑戦して上がっていきたい」とDDTの頂点獲りに意欲


 マイクを持った樋口は「遠藤、やっぱ強いな。でも、結果はオレが剣を持ってる。ごちゃごちゃ言わないで、この事実を受け止めろ。刀は今オレにある。KO-Dに挑戦できる。願ったりかなったりだ」とアピール。

 同王座を巡っては、日時は明らかになっていないが、王者の田中将斗(ZERO1)に、坂口が挑戦する予定。当初、挑戦剣保持者は6月7日のさいたまスーパーアリーナで行使できるはずだった。同大会の開催は見合わせとなったが、同王座へ挑戦する権利は生きている。

 バックステージで樋口は「プロレスラー、プロレス団体は苦しい状況だけど、オレたちはプロレスを見せることしかできない。集中力を切らさずにやった結果がこれ。イラプションとして、征夫さんがKO-Dを獲って、さいたまSAはなくなったけど、オレが挑戦して(勝って)上がっていきたい。赤井(沙希)さんも(おきばりやす)七番勝負で勝ち越してほしい」と話し、DDTの頂点獲りを口にした。

 一方、挑戦剣を失った遠藤は「あんなのオレには必要ない。強いヤツがチャンピオン。オレが絶対田中から、KO-Dを獲り返す」と雪辱を期した。