「カメラを止めるな!リモート大作戦!」で、エモーションが止まらない!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

 こんにちは、黒田勇樹です。

 緊急事態宣言が延長されてしまいました。

 5月いっぱい…。ということは、先日「6月まで自粛が延びたら公演を延期しよう」と思っていた令和反戦楽団のアウトブレイク公演をやってもいいということなんですね!?

 公演は6月27と28日に予定しているので、稽古は6月からで間に合う!

 ひとつ目標ができたのでもう1カ月家に居られそうです。

 皆さんもなにか目標を持って頑張りましょう。

 今週は鑑賞記です。
黒田勇樹
 2018年、社会現象と言えるほどの大ブームを巻き起こした映画「カメラを止めるな!」のチームが、なにやら新しい企画「完全リモート映画」なるものを作ったそうなので、今回はそれを観てみました。

 その名も「カメラを止めるな!リモート大作戦!」

 普段はですね、アーティストとかクリエイターぶってる人が昔のヒット作引きずってると「いやいや、商業ならそれでいいけど、作品なら新作で勝負しろよ?せめて前作より面白いんだろうな!?」みたいな、喧嘩腰で観るんですが、まぁ、今回は“緊急事態”

 あらゆるコンテンツが、持てる財産の全てを使ってこの難局を乗り切るべきなので、「“あのカメラを止めるな!”の監督が自粛中の皆に新作を公開!」みたいにして、自己主張激しめのアーティスティックでクリエイティブな作品をひけらかすより、こういうストレートな手段を選んでくれたのが凄く好感が持てた。

 で、いざ、観てみたら…


 エモい!エモい!


 これも普段なら絶許(ぜったいにゆるさん、りゃくしてぜつゆる)なんですが、制作者側のメッセージとかエモーショナルが、ビンビンに伝わってくる!つーか、もう隠す気もなくだだ漏れさせてる。

 いつもなら「いやいやいや、隠せよ。忍者のように!かまいたちのように!高等な結婚詐欺師のように!気づかれない内に観客の心に何かを突き刺すのが俺らの仕事だろ!」と、こういう“だだ漏れ”系は、鼻で笑い飛ばすんですが


 中盤ぐらいから、俺の目から、お汁がだだ漏れ。

 共感しちゃった!とっても笑えるし、その笑かすための仕掛けも非常によく選ばれてて、めっちゃ楽しい映画なのに、作り手側のエモーションに共感しすぎて、だだ漏れ。


 これはもう、カメ止めでもリモ止めでもなく“エモ止め”ですよ!


 そこに追い打ちをかけるように娘役の女優さんが、エンタメ業界に投げかけてくるメッセージ。


 ああ、悔しい!皆さん、ぜひ観て!
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黒田勇樹(くろだ・ゆうき)
1982年、東京都生まれ。幼少時より俳優として舞台やドラマ、映画、CMなどで活躍。
主な出演ドラマ作品に『人間・失格 たとえば僕が死んだら』『セカンド・チャンス』(ともにTBS)、『ひとつ屋根の下2』(フジテレビ)など。山田洋次監督映画『学校III』にて日本アカデミー賞新人男優賞やキネマ旬報新人男優賞などを受賞。2010年5月をもって俳優業を引退し、「ハイパーメディアフリーター」と名乗り、ネットを中心に活動を始めるが2014年に「俳優復帰」を宣言し、小劇場を中心に精力的に活動を再開。
2016年に監督映画「恐怖!セミ男」がゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて上映。
現在は、映画やドラマ監督、舞台の脚本演出など幅広く活動中。

公式サイト:黒田運送(株)
Twitterアカウント:@yuukikuroda23

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