サッカーW杯 試合後に流れる優しい時間 【アフロスポーツ プロの瞬撮】

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。
撮影/文章:長田洋平 (2018年6月16日 ロシアW杯 アルゼンチン 対 アイスランド)
アルゼンチン対アイスランド。

数あるグループリーグの試合の中で、撮影を待ち望んだ一戦だった。
今でも脳裏に色濃く残っているのはメッシでもアグエロでもディマリアでもない。

アイスランドのサポーターと試合後の光景だ。


スコアは1-1。大一番を引き分けに持ち込んだアイスランドからすれば、勝ちにも等しいドローだったと思う。

試合後、選手はバックスタンドに向けて挨拶を済ませるとサポーターの方へゆっくりと歩み寄る。

看板を跨いで近づいてきた選手たちをサポーターや家族や恋人たちは英雄の帰還さながらに迎え入れた。


その光景が美しかった。
心揺さぶられる魂の激突とその余韻に残る清々しい気持ちと温かさ。

僕が今見たいのはこんなスポーツシーンだ。


■カメラマンプロフィル

撮影:長田洋平

1986年、東京出身。かに座。
早稲田大学教育学部卒業後、アフロ入社。
2012年ロンドンパラリンピック以降、国内外のスポーツ報道の現場を駆け回っている。
最近では平昌オリンピック、ロシアW杯を取材。
今年の目標は英語習得とボルダリング5級。

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アフロスポーツ

1997年、現代表フォトグラファーである青木紘二のもと「クリエイティブなフォトグラファーチーム」をコンセプトに結成。1998年長野オリンピックでは大会組織委員会のオフィシャルフォトチーム、以降もJOC公式記録の撮影を担当。
各ジャンルに特化した個性的なスポーツフォトグラファーが在籍し、国内外、数々の競技を撮影。放送局や出版社・WEBなど多くの報道媒体にクオリティの高い写真を提供し、スポーツ報道、写真文化の発展に貢献している。

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