木村ミノルが返上した王座をめぐり4選手によるワンデイトーナメントを開催【Krush.116】

3人の標的となった近藤魁成

優勝候補の近藤に他の3人が敵対心をあらわに


 会見では最初にマイクを握った加藤の「K-1の思い通りにはさせない。誰を優勝させたいかは俺を含め他の3人は分かっている。潰しにかかります」という発言を皮切りに、松岡の「この前、魁成君にぼこられて引退しようと思ったが、体も動くし、魁成君をしばきたいと思っている」、海斗の「1回戦で当たる近藤選手は未来モンスターなんで、みんな優勝してほしいと思っていると思うけど、近藤選手を倒して決勝で虎於奈君を倒して、飯をおごってやろうと思っている」などと3選手が優勝候補と目される近藤に対する敵対心をあらわにした。

 そんな中、近藤は淡々と「僕が一番このベルトが似合っていると思うので、3人全員つぶすつもりで優勝したい。生ぬるいトーナメントにはしない」と静かに闘志を燃やすした。

 加藤は亡き母にベルトを捧げることを約束、海斗はかつて敗れた加藤へのリベンジを期す。松岡は「引退詐欺をしてしまってすいません」と引退を撤回した以上はそれなりの結果を求められる。それぞれがそれぞれの思惑や十字架を背負ったトーナメントとなりそうだ。
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