今年も国内外から秀作ショートフィルムが集結「オフィシャルコンペティション 」【SSFF2020】

 1999年にスタート以来、毎年6月に東京で開催されてきたが、新型コロナウイルス感染症の影響により9月に延期して開催となった今年のSSFF & ASIA。ソーシャルディスタンスや感染症対策によりリアル会場は制限されるものの、代わりにオンライン企画が格段に充実! 米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭として、世界110以上の国と地域から集まった約5000本の中から選りすぐりの約200作品をリアル会場とオンラインで上映する。延期に伴い、映画祭テーマを「ボーダレス」から「(ニュー)ボーダレス」へと変更。そこには「その表現がどんな境界(ボーダー)を越えた新しい表現であるか」を考える、というメッセージが込められている。国内外の映画祭が実施や延期、オンラインでの展開などさまざまな選択を迫られるなか、SSFF & ASIA 2020がショートフィルムならではの強みを生かして新しいかたちの映画祭に挑む!
今年のオフィシャル審査員はこの5名![写真左より]和泉元彌(狂言和泉流二十世宗家)、犬山紙子(エッセイスト)、筒井真理子(俳優)、深田晃司(映画監督)、ジェフリー・バウアーズ(Vimeo Senior Curator)
 世界で唯一、ジョージ・ルーカス監督の名を冠するグランプリ「ジョージ・ルーカス アワード」を目指し、今年も国内外から秀作ショートフィルムが集結! 2019年の映画祭から、オフィシャルコンペティション(インターナショナル部門、アジア インターナショナル部門、ジャパン部門)およびノンフィクション部門の各優秀賞、最大4作品が翌年の米国アカデミー賞短編部門へのノミネート候補とされる権利を獲得し、戦いはさらに白熱必至。俳優・森山未來の監督作『Delivery Health』(アジア インターナショナル&ジャパンプログラム)など注目作品が勢ぞろい。また、インターナショナルプログラムではタイカ・ワイティティ監督作品『夜の車』、ジョニー・デップ出演作『ブラックガイアンドラ』、アジア インターナショナル&ジャパンプログラムではポン・ジュノ監督作『支離滅裂』、深田晃司監督作『鳥(仮)』など特別上映作品も見逃せない。
インターナショナルプログラム特別上映作品『夜の車』監督:タイカ・ワイティティ
アジアインターナショナル&ジャパンプログラム特別上映『鳥(仮)』監督:深田晃司 ©深田晃司映画まつり
アジアインターナショナル&ジャパンプログラム特別上映『Blue』監督:アピチャートポン・ウィーラセータクン
Short Shorts Film Festival & Asia 2020(ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2020 )【9.16(wed)〜9.27(sun)】
【上映会場】表参道ヒルズ スペース オー、iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ 、渋谷ストリーム TORQUE SPICE & HERB,TABLE & COURT、赤坂インターシティコンファレンス他
※開催期間は各会場によって異なる
【料金】無料上映(一部、有料イベントあり)
【URL】https://www.shortshorts.org/2020
※SSFF & ASIA 2020新型コロナウィルス感染拡大予防対策の実施については公式ホームページを確認
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