榊原氏が大晦日の新庄氏参戦の可能性「5割以上ある」【RIZIN.26】

大晦日のメインを務める朝倉海

メインは朝倉海vs堀口恭司


 RIZINが11月13日、都内で会見を開き、大晦日に「RIZIN.26」(埼玉・さいたまスーパーアリーナ)を開催することを正式に発表した。

 当初は2日間の開催も視野に入れていたが、大晦日の1日だけの開催となった。新型コロナウイルスの感染拡大防止のためのイベントの人数規制について、政府が来年2月まで収容率50%を維持したことから、今回もそれにのっとることになる。RIZIN側は3万8000人強を収容できるスタジアムバージョンでの開催をさいたまスーパーアリーナ側に打診したものの、そこまでの大規模なイベント開催に行政側が慎重な姿勢を見せたことから約2万2000人収容のアリーナバージョンでの開催となった。演出上のセットの設置の関係などで観客は約1万人の収容が見込まれている。

 当日はフジテレビ系列で18時から全国放送されることも決まった。

 この日は昨年の大晦日で行われる予定だった朝倉海(トライフォース赤坂)と堀口恭司(アメリカン・トップチーム)の対戦が発表された。

 2人は昨年8月の名古屋大会で対戦し、朝倉が秒殺KO勝ち。大晦日に当時、堀口が保持していたバンタム級王座をかけ再戦の予定だったが、堀口がケガで欠場となり、試合が流れていた。堀口は王座を返上し長期欠場。空位になった王座をかけて大晦日に朝倉とマネル・ケイプが対戦し、ケイプが勝利を収め第2代王者となったが、ケイプはUFCに転出し王座を返上。8月に朝倉が扇久保博正を破り、第3代王者となっている。昨年とは立場が逆転しての対戦となる。

 会見でRIZINの榊原信行CEOは「このカードは当然メイン。これ以上のカードはない。RIZINが5年間紡いできた歴史の重みをすべて感じてもらえるカード。2人の中のドラマとRIZINのドラマ、すべてがミックスした重みも緊張感もあるカード。日本の格闘技の歴史を変えるだろうし、歴史に残る世紀の一戦。歴史の証人として皆さんに立ち会ってほしい」と意気込んだ。
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