「K’FESTA.4」でK-1復帰の京太郎の相手がヘビー級のムエタイ戦士・実方宏介に決定【K-1】

対戦が決まった京太郎(左)と実方宏介(©K-1)

「次の試合、蹴りは使いません」と宣言


「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4~」(2021年1月24日、東京・代々木競技場第一体育館)の第2弾カード発表会見が12月9日、都内で開催された。

 第1弾カード発表会見で、プロボクシングからK-1への復帰と今大会への参戦が発表されていた京太郎(チーム京太郎)がスーパーファイトで実方宏介(真樹ジムAICHI)と対戦することが決定した。

 京太郎は2007年からはK-1を主戦場に戦い、「K-1 WORLD GP 2008 IN FUKUOKA JAPAN GP」で準優勝。09年の第2代K-1ヘビー級王座決定トーナメントではK-1で日本人初となる重量級の世界王者となった。2010年4月にピーター・アーツ、10月にはジェロム・レ・バンナからも勝利。そして、2011年にプロボクシングに転向すると、デビュー8戦目で日本ヘビー級王座を獲得。2017年にはOPBF東洋太平洋ヘビー級・WBOアジア太平洋ヘビー級王者に。そして、今年11月にプロボクシングからの引退を表明し、今回は約10年ぶりにK-1復帰を果たす。

 対する実方ははムエタイテクニックを武器とするヘビー級ファイターで、主戦場にしているBigbangではK-1でも活躍する愛鷹亮とも拳を交えた。現在は第2代Bigbangヘビー級王者に君臨、今回がK-1初参戦となる。

 コアラの被りもの姿で会見に現れた京太郎は、顔面含め全身タイツの赤と緑の人物を2人従えて登場。3人で実方の写真がプリントされたTシャツに着替えて、実方の顔がプリントされたお面を付けるなどやりたい放題。会見でも京太郎はマイペースに語る中で「次の試合、蹴りは使いません。蹴ったら痛いということが分かったので」と、パンチのみで戦うことを宣言。実方が「パンチで倒される前に、僕が蹴り倒す。周りには『ヤバいぞ。オマエ、やられるんじゃないか』と言われるが、やられる前に僕がやっちゃえばいい」と意気込むと、京太郎は「僕、この年になっても強いんですよね。あんまり練習しなくても。才能があるんですよ」と百戦錬磨の貫禄を示した。
「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4~」(2021年1月24日、東京・代々木競技場第一体育館)
〈この日発表されたカード〉
◆スーパーファイト/K-1ヘビー級/3分3R・延長1R
京太郎(日本/チーム京太郎)vs実方宏介(日本/真樹ジムAICHI)

◆スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R
安保瑠輝也(日本/team ALL-WIN)vs海斗(日本/ポゴナ・クラブジム)

◆[スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R
篠原悠人(日本/DURGA)vs西京佑馬(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)

◆スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
TETSU(日本/月心会チーム侍)vs横山朋哉(日本/リーブルロア)

◆スーパーファイト/女子-46kg契約/3分3R・延長1R
MIO(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs山田真子(日本/KINGS)

◆スーパーファイト/K-1スーパー・バンタム級/3分3R・延長1R
金子晃大(日本/K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)vs鬼山桃太朗(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)

◆スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R
弘輝(日本/team ALL-WIN)vs龍華(日本/TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)

〈既報のカード〉
◆K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
武尊(王者/日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vsレオナ・ペタス(挑戦者/日本/THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS)