加藤虎於奈が王座獲得。兄レオナ・ぺタスとKrush初の兄弟同時王者の偉業達成【Krush.121】

加藤(右)のローに山際の左足が流れる(撮影・蔦野裕)

王者・山際に3-0の判定勝ち


「Krush.121」(1月23日、東京・後楽園ホール)のメインで行われた「Krushウェルター級タイトルマッチ」で挑戦者の加藤虎於奈(TEAM TOP ZEROS)が王者・山際和希(谷山ジム)を3-0の判定で破り第8代王者となった。

 加藤は兄のレオナ・ぺタスが現在、スーパー・フェザー級のベルトを保持しており、Krush初の兄弟同時王者という偉業を達成した。

 山際は昨年8月に行われた王座決定トーナメントを制し、王座に就き、今回が初防衛戦だった。

 試合は1Rから加藤が強烈な右ロー、左インローで先制。山際が距離を詰めようとしても右ロー、左ハイと打ち込んでいく。山際も右ミドルで反撃。山際が右ローから前に出ると加藤がカウンターの右ストレート。その後も蹴り合いが続くが、ラウンド終盤から山際の左足が加藤の右ローで流れ始める。
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