世界バンタム級王者・岡田遼が元DEEP王者・大塚隆史を相手に初防衛戦【修斗】

正規王者となった岡田は初防衛戦で元DEEP王者の大塚を迎え撃つ(©サステイン)

「修斗愛」の岡田と「修斗!うるせーな」の大塚のイデオロギー闘争


 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2021」(3月20日、東京・後楽園ホール)の第1弾対戦カードが2月13日、発表された。

 世界バンタム級王者・岡田遼(パラエストラ千葉)が初防衛戦で元DEEP王者・大塚隆史(T-GRIP TOKYO)を迎え撃つ。

 DEEPを主戦場にしていた大塚は昨年11月に修斗初参戦。いきなり環太平洋王者の安藤達也と対戦し、TKO勝利を収めたことから世界ランキング1位に認定され、一気にトップコンテンダーに躍り出た。

 大塚は参戦前から「修斗!修斗!うるせーな」と発言。安藤戦後のマイクでは「上の2人、ベルト賭けなくてもいいからやりましょうよ」と当時世界王者だった佐藤将光と暫定王者だった岡田遼との対戦をアピールした。

 その後、ONE Championshipへの参戦が続く佐藤が王座を返上したことから岡田が正規王者となり、今回の対戦が実現することとなった。

 これまでの大塚の発言や態度はかねてから「修斗愛」を口にする岡田にとっては許しがたいもの。互いの信念がぶつかり合うイデオロギー闘争といった一面も含んだタイトル戦となる。
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