来年不惑を迎える城戸康裕がキャリア77戦目にして逆転KO勝ちを初経験【3・28 K-1】

1R、松下(左)はここから先制のダウンを奪った(撮影・蔦野裕)

 試合では1R、城戸が左ミドルを狙うところに松下が右のボディーストレートを放つと、城戸は“あわやダウン”と思わせるほど、コーナーまで吹っ飛ばされる。その後も松下がパンチで追い込むが城戸は足を使って回避。


 しかし松下は右ミドルからパンチ。城戸は前蹴りのモーションで牽制も松下はプレッシャーをかけて右ストレート。城戸はまたもコーナーまで吹っ飛ばされると、松下の追撃のフックの連打でダウンを喫してしまう。立ち上がった城戸は足を使って松下の攻撃をしのぎ切るが、口の中を切って出血。


 2R、城戸は左ミドルで距離を取るが、松下はじりじりとプレッシャーをかける。城戸が左ローも松下は距離を詰めると右ストレート。コーナーに詰めて左右のフックを振っていく。