田中稔プロデュース興行に団体枠超えて24選手が集結。メインでは田中将斗、真霜、関本、入江が激闘を展開

第1試合は稔が指導する伊藤が稔の弟子の海和をジャーマン葬

稔は教え子たちにまじり第1試合に出場


 稔はメインイベントに出場するかと思いきや、「今やらなければならない試合」として、意表を突いて、第1試合への出場を選択。GPSコーチとして、入門時から育て上げた愛弟子・海和択弥と師弟タッグを結成し、現在指導をしているGLEATの伊藤貴則、飯塚優組と対戦。稔の3人の教え子たちは、意地の張り合いになったが、キャリアで勝る伊藤が海和をジャーマン・スープレックス・ホールドで仕留めた。


 第3試合では、「HERO提供マッチ」の形で、友龍(聴覚障害レスラー)、洞口義浩組がワイルド・ベアー、後藤恵介組(withワイルド・バニー)と激突。前WBCタッグ王者組の友龍とベアーはタッグを解消して、初めての対戦となったが、HERO5・29新木場でWBCタッグ王座への挑戦が内定している洞口が奮闘。ベアーと後藤の誤爆もあって、洞口がソバットでベアーからピンフォールを奪い、タイトル戦に向け弾みをつけた。5・29新木場はヤミキさん、故ワイルド・セブンさんの追悼大会となるが、ベアーは友龍との完全決別を宣言し、ワイルド軍の復活を誓い、後藤は友龍をアシストしていく意向を示した。