田中稔プロデュース興行に団体枠超えて24選手が集結。メインでは田中将斗、真霜、関本、入江が激闘を展開

エンディングで挨拶する田中稔

プロデュース興行第3弾の開催にも思いを馳せる


 大会終了後、稔は「セミ、メインはすごかった。今日はお任せしとけば大丈夫な皆さんだった。今日は後楽園でノア、新日本があって競合が多いなか、コロナ禍でお客さんに集まってくれて感謝です。僕は第1試合でよかったです。(第1試合は意表を突かれたが?)周年大会はメインに出なきゃいけないけど、今日メインに出ていただいた4人を考えたとき、メインじゃなくていいんじゃないかと。どの組み合わせでもすごい試合やると思ったんで、俺が入っちゃダメだなと思って。唯一の失敗があるとしたら、第1試合で試合前からバタバタして、第3試合くらいでよかったかなって。メインに出ないプロデューサーが第1試合でよかったんじゃないかと。(自身の試合は?)このタイミングでやっておきたかったのは伊藤君なんですけど。飯塚君もだけど。これからガッと伸びていって、けっこう早い段階から追い抜かれるんじゃないかなって選手なんで彼らは。伊藤、飯塚、渡辺(壮馬)、それくらいすごい素材なんで。今日のカードは何年かして、またやります。僕のプロデュース大会かもしれないし、GPSのHERO、Growthかもしれないし、GLEATの大会かもしれないし、もう1回やります。今日がスタートです。海和君を含め今日ストーリーが始まったと思うんで」と総括。


 プロデュース興行第3弾に関して、稔は「やりたいですね。メインがすごすぎたので、ハードルが上がってしまったんで、もう少し時間を置いてから。また“こんなすごいの組みたいな”と思ったとき、豊島(修二GPS会長)さんに言うかもしれないですね」と話し、将来的な開催に思いを馳せていた。


 なお、今大会を主催したGPSが運営協力するHERO(バリアフリー・エンターテイメント・サポート主催)の次回大会(5・29新木場)は、ヤミキさんとセブンさんの追悼大会となり、2人に縁があった選手が多数参戦し、WBCタッグ選手権戦も行われる予定だ。



メインの前にはアントニオ小猪木が登場。体調を崩していたアントニオ猪木さんに元気を送った
「the SPECIAL ONE vol.2~田中稔に任せとけ!」
(4月18日、神奈川・カルッツかわさき)
◆第1試合 20分1本勝負
○伊藤貴則、飯塚優(11分51秒、ジャーマン・スープレックス・ホールド)田中稔、海和択弥●

◆第2試合 20分1本勝負
○青野未来(6分30秒、片エビ固め)マドレーヌ●
※ラリアット

◆第3試合 20分1本勝負
友龍、○洞口義浩(7分24秒、片エビ固め)ワイルド・ベアー●、後藤恵介withワイルド・バニー
※ソバット

◆第4試合 20分1本勝負
○真琴、三浦亜美(8分40秒、ライジングスター・スープレックスホールド)花園桃花、ななみ●

◆セミファイナル(第5試合)20分1本勝負
CIMA、○T-Hawk、エル・リンダマン(17分42秒、片エビ固め)SUGI、火野裕士、槙吾●
※ケルベロス

◆メインイベント(第6試合)20分1本勝負
△田中将斗、真霜拳號(時間切れ引き分け)関本大介、入江茂弘
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