東京パラリンピック『The challenged』【アフロスポーツ プロの瞬撮】

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

撮影/文章:西村尚己(2021年8月28日 東京パラリンピック)

“The challenged”
障がいを持つ人々を表す言葉だ。
(神様から)挑戦する使命やチャンス、才能を与えられた人たちという意味が込められている。
従来の“Handicapped”や“Disabled”よりもポジティブに捉えた新しい表現として、米国で生まれ広まったそうだ。

東京パラリンピックでは世界中から集まったパラリンピアンたちが熾烈な戦いに挑戦した。
決して諦めず、最後の最後まで戦い抜く。
その直向きな姿に私は心を打たれた。
どうして、ここまで頑張れるのか。
シャッターを切りながら私が感じたこと。
それは“The challenged”としての“誇り”だ。
自分と向き合い、自分を愛し尊び、そして自分を信じる。
その真っ直ぐで強い気持ちが、全身から滲み出ていた。

たくさんの感動、そして生きる力を与えてくれたパラリンピアンたち。
東京パラリンピックを終え、いま改めて“ありがとう”と伝えたい。

■カメラマンプロフィル

撮影:西村尚己

1969年、兵庫県生まれ。大阪大学大学院工学研究科修了。
人間味あふれるアスリートの姿に魅せられ、学生時代にスポーツ写真の世界と出会う。
大学卒業後は、国土交通省に勤務しながらアマチュアカメラマンとして活動するも、どうしてもプロの世界で挑
戦したいという想いが募り、2016年にアフロスポーツに転職。
現在は国内外のスポーツを精力的に撮影し、人間の情熱や鼓動、匂いなど五感で感じとれる作品づくりに励む。
2007年 APAアワード写真作品部門 奨励賞
2013年、2015年 写真新世紀 佳作 ほか

★インスタグラム★
https://www.instagram.com/naoki_nishimura.aflosport/

アフロスポーツ

1997年、現代表フォトグラファーである青木紘二のもと「クリエイティブなフォトグラファーチーム」をコンセプトに結成。1998年長野オリンピックでは大会組織委員会のオフィシャルフォトチーム、以降もJOC公式記録の撮影を担当。
各ジャンルに特化した個性的なスポーツフォトグラファーが在籍し、国内外、数々の競技を撮影。放送局や出版社・WEBなど多くの報道媒体にクオリティの高い写真を提供し、スポーツ報道、写真文化の発展に貢献している。

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