竹下幸之介がクリス・ブルックスとの死闘を制しKO-D無差別級王座初V。「『D王GP』絶対王者として僕が優勝したい」【DDT】

フィニッシュは竹下のPlus Ultra

 竹下はカタコトの英語で「クリスは“日本には友達がいない”と言っていたけど、日本にはたくさんの友達がいます。多くのDDTメンバー、ファン、チョコプロのファン、そしてあなたは僕の最高の親友だ。日本に来てくれてありがとう」と語りかけると、2人は抱擁し、ガッチリ握手を交わした。

 マイクを持った竹下は「今日は久しぶりに、この後楽園ホールが全席完売となりました。本当にこの満員のお客さんのなかでクリスとメインイベントができてうれしいですけど。ソーシャルディスタンスなので間に席があるし、これは仕方ないけど、きっと近い未来、空いている席も満員になる日が来ると信じてます。僕もチャンピオンで頑張り続けるので、DDTを見に来て、UNIVERSEで見ている人もDDTを見に来ようと思う人がいたら、見に来てください」と熱くアピールした。

 バックステージで竹下は「一番、今日の試合で思っていたことは“なめられたらいけない”って。クリスも同じ気持ちだったんじゃないですかね。特にクリスがこうしてトップ戦線で戦ってくれることで海外のレスラー、ファンがWRESTLE UNIVERSEを通して見てくれることで“これがDDTなんだぞ”って。クリスも“俺が選んだDDTはこうなんだ!”って。俺も“俺がトップのベルト巻いてるDDTはこうなんだ!”って。やっぱりなめられてはいけないってところに行き着くんですよ」と話した。