松谷綺が森川からダウンを奪って判定勝ち。なるか「高校生のうちにベルト獲得」【Krush.130】

松谷の強烈なボディーブロー(撮影・堀田真央人)

 3R、後がない森川が果敢に前に出るが、松谷は下がらず左ミドル。ボディーを効かされガードが下がったところで松谷は左フック。森川は踏ん張りが利かずスリップダウン。その後も松谷はボディー攻撃で森川のガードが下がると顔面にパンチ。右ハイから左右のボディーと変幻自在な攻撃を見せダウンを迫るが、森川も驚異的な粘りを見せダウンは許さず。

 試合は判定となりジャッジ3者とも30-26で松谷を支持。KOこそ逃したが松谷が森川を圧倒した。

 現役女子高生の松谷は「高校生のうちにベルトを獲る」という目標を掲げているのだが、この日の勝利で大きなインパクトを残した。なおKrush女子アトム級は「Krush.131」(11月20日、東京・後楽園ホール)で王者・菅原美優にMIOが挑戦するタイトル戦が行われる。

「Krush.130」(10月31日、東京・後楽園ホール)
◆第1試合/第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R
●三井大揮(WIZARDキックボクシングジム)(1R1分3秒、KO)永坂吏羅(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)○

◆第2試合/第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R
○鬼山桃太朗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(判定3-0=30-28、30-28、30-27)内田 晶(チーム・タイガーホーク)●

◆第3試合/第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R
●黒田勇斗(K-1ジム心斎橋チームレパード)(判定0-3=28-30、28-30、28-30)璃明武(K-1ジム総本部チームペガサス)○

◆第4試合/Krush女子アトム級/3分3R・延長1R
●森川侑凜(GRES 8Mile GYM)(判定0-3=26-30、26-30、26-30)松谷 綺(ALONZA ABLAZE)○

◆第5試合/Krushフェザー級/3分3R・延長1R
○林 勇汰(FLYSKY GYM)(1R2分50秒、KO)水津空良(優弥道場)●

◆第6試合/第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(1)/3分3R・延長1R
●SATORU成合(K-1ジム総本部チームペガサス)(3R1分5秒、KO)中島千博(POWER OF DREAM)○

◆第7試合/第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R
●佐野天馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(佐野がドクターストップで不戦敗)友尊(TEAM K/BLUE DOG GYM)○

◆第8試合/第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R
○山本直樹(優弥道場)(2R2分54秒、KO)伊藤健人(K-1ジム蒲田チームアスラ)●

◆第9試合/第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R
○横山朋哉(リーブルロア)(2R2分40秒、KO)松本涼雅(team ALL-WIN)●

◆メインイベント(第10試合)/第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R
●鬼山桃太朗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(2R2分58秒、KO)璃明武(K-1ジム総本部チームペガサス)○
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