【インタビュー】少年忍者の川﨑皇輝が伊能忠敬の偉業に「答えのないものに挑戦するすごさを感じました」

 日本地図の礎となった伊能忠敬の「大日本沿海輿地全図」完成200年に際し、TOKYO MXでは、過去・現在・未来の日本地図のすごさを伝える情報バラエティー『ニッポンの地図 伊能忠敬「大日本沿海輿地全図」完成二百年 江戸時代から最新技術まで 地図から見えるこの国のカタチ』を11月7日に放送。天野ひろゆき、関根麻里らとのスタジオ収録の他、単身ロケに挑戦した少年忍者の川﨑皇輝に、番組への思いや、自身の活動などについて語ってもらった。

少年忍者(ジャニーズJr.)のリーダー川﨑皇輝

 現役大学生でもある川﨑さん。そもそも地図に興味はありましたか?

「地図は生活の一部だと思いますが、僕らの世代としては、携帯で見るものとしか考えていなかったので、今回改めて地図の始まりとか、このキレイな日本地図を作った伊能忠敬の話を学んで、地図に対する見方は変わりましたね。伊能忠敬については小学校の頃に少し習ったと思うんですが、“日本地図を歩いて描いた人”ぐらいの知識しかなくて。でも、改めて学んでみて、答えの分からないものに挑戦したことや、自分の足で歩いて、測って、描いたものがほとんど正解だったというのがすごいなと思いましたね。僕も、例えば宇宙の話とか、自分では見えないものや、知らないことを聞くのが好きなので、すごく興味深かったです」

 地図といえば、川﨑さんはGoogle Earthの世代ですよね?

「そうですね。地図といったら、こうやって(スマホなどの画面を広げるしぐさ)拡大して見られるものなので。僕は車の免許を持っているんですけど、教習所の教官から、“最初に郵便局や警察署など目印になるものを見つけて道を覚えておくといいでしょう”とか、“大通りを選んだほうがいいでしょう”とか、地図の見方を教わったときも、“コレ、使わなくない?”と思いながら学んでました(笑)。だって今は、車のナビに目的地を入力したら道を教えてくれるから。地図とにらめっこしながら“この道を通ろう”っていうのは、絶対に使わないなと思いながら勉強した記憶がありますね」

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