猿丸ジュンジが5回目のチャレンジで悲願の王座を獲得「これは応援してくれたみんなのチャンピオンベルト」【修斗】

ついにベルトを巻いた猿丸(撮影・上岸卓史)

 猿丸は「ありがとうございました。もう何回目か分からない。でも逃げずにあきらめずに修斗でやってきた。あきらめなくてよかった。あきらめなかったのはみんなが応援してくれたおかげ。だからこれはみんなのチャンピオンベルトだ。今度巻いてね」と涙交じりに感謝の言葉を述べた。

 猿丸は試合後の会見では「今回は“獲れる”と思っていた。本当にうれしいし、ほっとしている」と語った。過去4回の敗戦と今回の違いについては「単純に自分が弱かった。ここにきて自分の修斗が完成したから獲れました。(今までより落ち着いて試合をしていたように見えたが?)これが自分のほぼ完成形。絶対に勝てるという強い自信があったので落ち着いて戦えた」などと振り返った。

 正規王者・箕輪との統一選については「統一しなければいけないと思っています」と早くも今後の統一戦を視野に入れた。

プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.7」(11月6日13時開始、東京・USEN STUDIO COAST)

◆第6試合 女子世界スーパーアトム級チャンピオンシップ5分5R
●黒部三奈(王者・初防衛戦/マスタージャパン東京)(判定0-3=46-49、45-49、47-48)SARAMI(挑戦者・同級1位/パンクラスイズム横浜)○

◆第5試合 世界ストロー級暫定チャンピオン決定戦5分5R
○猿丸ジュンジ(同級1位/修斗GYM東京)(1R3分23秒、スリーパーホールド)黒澤亮平(同級5位/パラエストラ松戸)●

◆第4試合 フェザー級5分2R
●結城大樹(同級世界9位/マスタージャパン福岡)(判定0-2=19-19、18-20、18-20)岩本健汰(ロータス世田谷)○

◆第3試合 インフィニティリーグ2022 アトム級5分2R
●中村未来(マルスジム)(判定0-2=19-19、18-20、18-20)澤田千優(AACC)○

◆第2試合 フライ級5分2R
●高橋SUBMISSION雄己(和術慧舟會HEARTS)(判定0-2=18-19、19-19、18-19)山内 渉(FIGHT FARM)○

◆第1試合 ミドル級5分2R
○岩崎大河(大道塾/パラエストラ東京)(1R3分13秒、スリーパーホールド)清水洸志(MMA RENGERS GYM)●
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