がんサバイバーの東ちづる、motsuらががんの早期検査呼びかけ 大病経験したDJ KOOも「検査受けてください DO DANCE!」

検査 DO DANCE!

  がんの早期発見、早期の治療を呼びかけることが目的とした「がん早期検査啓発トークイベント」が21日、都内で行われ、がんサバイバーである東ちづるとmotsu、そして大病を患ってから健康に対する意識が高くなったというDJ KOOがスペシャルアンバサダーとして登壇し、定期的な検査、早めの受診・治療の大切さについてトークした。

 東はコロナ禍で早期の胃がんが見つかり、今年2月に手術。術後半年の生体検査も問題はなく、現在は「人生で一番調子がいい」という。東は「うちの家系にはがん患者がいなかったので、2人に1人はがんになると言われているなかで、私はそうはならないだろうと思い込んでいました。そこは猛省しています」

 DJ KOOは4年前に番組の企画で受けた人生初の人間ドックで9.8ミリという大きな脳動脈瘤が発見されて手術。「早期の発見で命が救われたという体験をしています」と、しみじみ。

 

 イベントでは、尿一滴で15種のがんリスク調べられること、早期すい臓がんの特定に成功したことを発表し話題となっている、がんの一次スクリーニング検査「N-NOSE」も話題に。DJ KOOは健康の大切さを実感してから毎年春に家族で「N-NOSE」で検査しているという。

 ミュージシャンのmotsuは「N-NOSE」を経験した、がんサバイバーのひとり。2年前に中咽頭がんが見つかって手術。その前に「N-NOSE」でハイリスクの結果が出ていたものの放っておいたが、喉に違和感を感じて受診するとがんであることが分かったという。「検査を受けていなくて自覚症状を感じていたら、もっと放っておいたと思う」としたうえで、「検査を受けてほしいし、検査を信じてください!」と呼びかけた。

「検査を受けた方がいいっていうと、みんないつかねって言うんです」と、東。「いつかは難しいし、今といっても行かないと思う。誕生日とか結婚記念日とか何かのアニバーサリー、それがダメなら子どもの日でもいいしクリスマスイブでもいい。何か決めた方がいいと思います。受けたら結果が出るまではちょっと不安でソワソワすると思います。その間は、自分のご褒美というか、うれしいことをする。何かおいしいものを食べに行くとか、ブラウス一枚買って、それを着た時に自分の人生のために責任を持てたんだなって思うと前向きになれると思います」とした。

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