見るだけで恋愛力がアップする「バチェラー4」〈アラサー女子のバチェラー語り 1〉

キレイ系からカワイイ系まで勢揃い (C) 2021 Warner Bros. International Television Production Limited

今回は応募者数最多ということもあり、ウィットに富んだメンバーが揃った。参加女性に関する細かい情報は、アマゾンプライムビデオの公式YouTubeチャンネルに全員分のインタビュー動画が上がっているので参考にしてみてほしい。

自己紹介のあとはバチェラーとの対面シーン、そして最初の脱落者が決まる「カクテルパーティー」までが第1話の大まかな流れだ。

今回は第1話の時点で、2人の女性が脱落する。参加者女性も、バチェラーとしっかり交流できないうちに脱落させられるのだけは避けたい……と必死になるため、ある意味第1話がもっとも熾烈なキャットファイトとなる。そしてこの瞬間がもっとも、ある意味本質的な「人柄」が出るシーンともなるのだ。

まずはここで、視聴者であるアラサーたちの「参加女性の品定め」が始まる。

A「とりあえずさ……今回、巨乳女子が多すぎじゃない(笑)?男性視聴者を狙いに行ってるのかな」

B「まあ婚活には見た目も大切だし、巨乳は立派な武器なんじゃない?最初のパーティーからドレスじゃなく水着の子もいたし、色仕掛けに行ってるな~って子は見てて分かるよね」

ミクニ「でもさ、ゴリゴリの色仕掛けをよしとするかどうかは、完全に好みが分かれるじゃない。黄さんがそれをどう受け取るのかだよね」

B「結果的に言うと、黄さんは自己主張の強い女性、色仕掛けの激しい女性はあまり好きじゃないんじゃないかな。第一印象がよかった人に渡すファーストインプレッション・ローズも、わりと主張の薄そうな子に渡してたし」

A「最初のパーティってみんな自分からガンガンアピールするけど、でも黄さんは何人か、自分から声かけてる女の子もいたよね。そう考えると、アピールしてもしなくてもダメな時はダメというか……タイプな子には、自分から声かけに行ってるわけだし」

ミクニ「それ、実際の恋愛でも感じるかも。女性が一方的に好きって思っても、努力で男性が好意を向けてくれるようになることってあんまりないんだよね。そう考えると、むやみやたらに自分をアピールするよりは、まずは男性がどんな女性が好みかを探る方がいいのかも」

B「バチェラーでは実際、女性が意中の男性の目の前に立った瞬間の狡猾テクニックはめちゃめちゃ学べるしね」

A「ローズセレモニー(脱落者が決まるシーン)でも、表情とか面持ちにだいぶ人柄が出てたよね。色仕掛けタイプの人たちは”落ちるわけがない”という自信が満々だった。かと思えば、自信なさそうに涙目の人もいたり」

ミクニ「でも、黄さん自身は努力で地位を掴み取ってきてる人なわけじゃん。そういう意味では、メンタルの弱い女性は好きじゃなさそう。かといって、能ある鷹は爪を隠すっていうか、自信が外に出すぎな人も合わなそうに見えるんだよね~」

と、第1話だけでも考察のしどころは多い。結局我々の中では「黄皓氏は自己主張の薄い女性が好み説」という考察でまとまった。このような勝手な憶測が飛び交うのは、恋愛リアリティの一つの醍醐味だ。