広がる推し活、ついにがん研究まで推す時代に!

deleteC公式アンバサダーの菊池雄星さんが書いた「推し研!」の書。 がん治療研究者を応援したい、「推し研!」を広めたいという想いが込められている

 アイドルやキャラクター、スポーツ選手など自分のお気に入りを応援する「推し活」。その推し活市場が現在盛況だ。矢野経済研究所が10月に発表した「オタク」市場に関する調査によると、推し活関連の市場規模は2020年度で約4100億円にものぼる。また、今までの推し活はコンサートやグッズを購入することが多かったが、2021年には推しをイメージしたグラスや香水、推しを応援できるクレジットカードといった新たな推し活も話題を呼んだ。そして2022年、​特定非営利活動法人deleteCが、なんとがん治療研究を推す「推し研」を発表した。

 deleteCとは、がんを治せる病気にするため、誰もが参加できてみんなでがんの治療研究を応援していける仕組みを作り、がん治療の実用化につながる医学研究の課題や普及促進のための調査を進め、寄付活動を行っている。企業・団体がロゴや商品から「C」の文字を消したり、マゼンタ色に染めてコラボした商品・サービスを購入、利用するだけで売上の一部が、がんの治療研究を行う医師や研究者、研究機関に対して寄付されるというものだ。

 この活動には多くの著名人も参画し、アーティストのAIさんをはじめ、スポーツ界から菊池雄星さん、岡田武史さん、中村亮土さん、稲橋良太さんなどがdeleteC公式アンバサダーとしてdeleteCの活動を開始している。

 そして今回、がんを治せる病気にする日を1日も早く手繰り寄せることを目的に、がん治療研究の新応援企画「deleteC推し研!」を2022年1月30日より開始した。

 この「推し研」には、多種多様な推し方がある。

 1つはコラボ商品の購入だ。本企画では、サントリー食品インターナショナル株式会社が「C.C.レモン」「デカビタC」ブランドより、「C. C.」「C」の文字を消したデザインラベルの「C.C.レモン deleteCラベル」と「デカビタC  deleteCラベル」を数量限定で全国発売した。また、売上の一部が寄付になる、deleteC自動販売機の運用も開始し、湘南記念病院をはじめ3台設置している。その他では、「C」を消したチョコレートやフィナンシェの企画・制作・販売、新日本フィルハーモニー交響楽団とコラボした演奏会やラグビーの試合を通じた応援などが行われた。

 

 商品やサービス以外では、がん治療研究を行う研究者自体を推すクラウドファンディングを実施中だ。

 すでにある薬を応用して再発しないがん治療の実現を目指す慶應義塾大学の大槻雄士先生と、遺伝子解析で小児がんをもっと治せる病気にする目標を掲げる名古屋市立大学の奥野友介先生を対象に推しの研究に対して応援できる仕組み。応援すると、キャンパスノートや薬用入浴剤といった参加企業のコラボ商品や、AIさんの楽曲「HOPE <deleteC ver.>」のMV のエンドクレジットへのお名前記載やAIIKEUCHI ORGANIC コラボのオリジナル「IMANINAORU(今に治る)タオル」がセットになった「AI HOPE BOX」をはじめ、deleteCを通じてがん治療研究を応援するために結集したラグビー選手有志による「推し研! ONE TEAM BOX」なども数量限定で登場。この他にも菊池さんがデザインした「推し研!」の書をモチーフとした特製タオルといった特別コラボリターンも用意している。

 

 こうして誰もが気軽にがん治療研究に寄付できることについて、大槻先生は、「研究に関わる人、治療に関わる人、関わりがなくてもがんに興味がある人、みんなが一つになってがん研究者を応援する。そして、その応援を受けた研究者が頑張ることで、もっともっと応援してくれる人が増える。それによって、また頑張る研究者が増えていく。このサイクルが、将来のがん治療を育てることになります」と語る。

 寄付するためになにか動くことは難しいかもしれないが、誰でも普段購入していたり、利用するサービスが寄付につながるというソーシャルアクションならハードルは低い。がんが治せる病気になる未来へ向けては「推し研」のような活動が有効なのかもしれない。

熱中症対策できるのはスポーツドリンクだけじゃない!? 最近では、紅茶や果汁飲料もその仲間入り。
「N organic」より待望の美白エイジングケア 「N organic Bright」デビュー
新生活スタートの春に健康茶で手軽な健康習慣
都医師会「高齢者、高リスクの人に3回目接種」ブレークスルー感染に「2回接種と抗原・PCR併用」
自分の「毛穴」に合うスキンケアをAI診断【腕利き宣伝マンが猛プッシュ コレよ、コレ!】
コロナ禍2年目は、健康になった人、不健康になった人の割合が拮抗