実写映画『おそ松さん』でトト子・イヤミ・チビ太を演じた美男美女3俳優が衝撃オファーを受けた理由！

まさかのトト子・イヤミ・チビ太役のオファーにノリノリ！？

　イヤミ役・前川泰之が「本当に意外な役でした」と振り返れば、トト子役・髙橋ひかるは「Snow Manさんの主演作と聞き、どんな作品？と思ったらまさかの『おそ松さん』でまさかのトト子役でした」、チビ太役・桜田ひよりに至っては「聞き間違いかと思いました」と、自分が演じる役どころを初めて知ったときの驚きはかなり大きかった様子。

　その反応は世間も同じ。トト子、イヤミ、チビ太をこの3人が演じることが公開されると、まさかのキャスティング、しかもその本気のビジュアルにSNSも騒然となった。

　松野家の6つ子のアイドル、一見キュートな美少女だが実は凶暴な毒舌ヒロイン・トト子を演じるのは、第14回全日本国民的美少女コンテストグランプリに輝き、さまざまな作品で美少女役を演じ、近年はバラエティーでも大活躍の髙橋ひかる。

髙橋ひかる（以下：高橋）「以前にバラエティーで“キレ芸”みたいなことをしたのですが、それを英監督がご覧になっていたらしく、トト子役のオファーを頂いたと聞きました。バラエティーをやらせていただいていてよかったと思いました（笑）」

　ご存じ、前川は海外でもファッションモデルとして活躍した経歴を持ち、仮面ライダーシリーズから『Fukushima 50』などの社会派作品まで幅広い作品に出演。ハンサムな長身イケメンというイメージを抱く人が多いはずだが、本作では出っ歯とおかっぱヘア、ド派手スーツを完璧に着こなし、誰が見てもあのイヤミになり切っている。

前川泰之（以下：前川）「確かに意外な役で、最初に聞いたときは驚いたんですけど、その瞬間に“やろうよ！”と言っていました。こんな役柄を頂くことなんてまずないと思いましたし、イヤミってとても魅力的なキャラクターじゃないですか…ものすごいクズですけど（笑）。そのクズっぷりがこんなに愛されているキャラクターを演じられるなんて、楽しみで仕方なかったです」

　坊主頭のヘアメイクでチビ太になりきったのは「ミスセブンティーン 2018」に輝き、モデル、女優として大活躍、SNSでも同世代の女性を中心に人気を博す桜田ひより。

桜田ひより（以下：桜田）「チビ太は男の子だし、べらんめえ口調で、しかもあのルックスなので、本当に私でいいのかな？ と思いました（笑）。でも以前に『映像研には手を出すな!』で英監督とご一緒させていただいていて、英監督が私ならチビ太を演じられるとおっしゃってくださるなら、ここは監督を信じて委ねてみよう、と思いました」

前川「僕も英勉監督から“イヤミ役は前川さんしかいない！”とおっしゃっていただいたんですが…一体、どの作品を見てそう思われたのか（笑）」

桜田「前川さんのイヤミを見たときは私もビックリしましたが、確かに前川さんしかできないと思いました」

髙橋「私も思いました！ ビジュアルもそうなんですけど、リアクションの演技が秀逸すぎて、まさにイヤミがリアルにいる、という感じでした」

前川「これまでしたことのないような動きもたくさんしました。首がもげるかと思ったこともありました（笑）」

桜田「トト子のツッコミもキレッキレでしたよね。特に、Snow Manさんや私たちと一緒のシーンだとツッコミのキレが本当にすごい（笑）。そのテンポが絶妙で気持ちよかったです」

髙橋「桜田さんこそ、チビ太の逆ギレっぷりが絶妙でしたよ（笑）」

前川「6つ子たちのドタバタに注がれるチビ太の冷めた目もいいんだよね（笑）」