軍司泰斗がトーナメントを制し「次期エースは僕がいいんじゃないかと思っている」と“ポスト武尊”を宣言【K-1】

1回戦はファク・スアレスに難なく判定勝ち

　軍司は1回戦はファク・スアレス （アルゼンチン／Picante Fight Club）と対戦し3-0の判定勝ちを収めた。

　1R、スアレスは右ローからワンツーにつなげる。そして左フックで一瞬、軍司の腰が落ちかける。しかしすぐに軍司も反撃に出てパンチの連打でスアレスをぐらつかせる。軍司は右ストレート、左右のボディー、右ボディーストレートと追撃。スアレスは左右のフックを放つが軍司はその内側から右ストレート。

　2R、軍司はスアレスの大振りのパンチを見切ると逆にプレッシャーをかけ左フック、右ストレート。左右のボディーにボディーへのヒザでスアレスの動きが鈍る。軍司は上下にパンチを打ち分け、ボディーにヒザを打ち込むとスアレスはほとんど手が出なくなる。

　3R、軍司は詰めてパンチの連打。スアレスもパンチを返すが威力もスピードも落ち、軍司はスウェーで難なくかわす。軍司は左ボディーのダブル、右ストレート、ヒザ蹴りと一方的に攻め込んでいく。スアレスはガードを固め、下がってなんとかダウンを回避。時折パンチを返すが威力はなし。

　判定は30-28、30-27、30-27で難なく1回戦をクリアした。