かっぱ橋道具街に“透明で美しい”土屋鞄のガラスの器専門店「TSUCHI-YA」

 暑い日でもテーブルを涼しげに見せてくれるガラスの器。上質なレザーアイテムの製造販売を行う「土屋鞄製造所」が、このたびかっぱ橋道具街にガラスの器と工芸を取り扱う専門店「TSUCHI-YA(つちや)浅草合羽橋本店」をオープンした。

かっぱ橋道具街にオープンしたガラスの器と工芸の専門店「TSUCHI-YA 浅草合羽橋本店」

 東京メトロ「田原町駅」3番出口より徒歩約7分。かっぱ橋道具街通りを歩いていくと、ニュアンスのある黒い外壁とガラス扉が目に飛び込む。日本一の道具街で知られる合羽橋にオープンした「TSUCHI-YA」は、グラスを中心としたガラスの器と工芸の専門店だ。“コップ一杯の水を、ガラスで美しく。”をコンセプトに、水やお茶、お酒などを飲むのにぴったりな日常使いできるハンドメイドのガラス作品をセレクトしている。

 それにしても、なぜ土屋鞄がガラスを扱うのだろうか。ブランドマネージャーの佐野洋光さんは「そこにビジネス的な側面があるわけではなく、代表取締役社長である土屋の純粋な“作り手を応援したい”という気持ちに尽きます。私どもは作り手ではないのですが、作り手の方たちを応援してもっと世界に広げていきたい。もともとは江戸切子を応援することから始まったのですが、ガラス全般を取り扱ったほうが江戸切子も盛り上がるのではないかと考え、今回ガラス全般の専門店をプロデュースしました」と説明する。

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