ラストマッチの伏見和之が最後まで師匠の教えを守りHIROYUKIに壮絶KO負け。引退セレモニーでは改めて師匠に感謝の言葉【SB】

伏見の右ストレート(撮影・上岸卓史)

 その最後の相手となったHIROYUKIは元新日本バンタム級&フライ級王者で、今年4月にSB初参戦を果たすと内藤啓人に延長で判定勝ち。前戦ではSB日本バンタム級王者の佐藤執斗に延長でバックドロップを決めての判定勝ちを収め、ベルトに王手をかけた、今最も乗っている男だ。

 1R、HIROYUKIは右ロー、左ジャブ、右カーフ。伏見は左フック、左右のボディーブロー。HIROYUKIが右カーフ、ヒザをボディーに叩き込んでいく。伏見は重い右ボディーで反撃。しかしHIROYUKIは右ストレート、左フックで伏見をぐらつかせると、ラウンド終盤には右フックから返しの左フックでダウンを奪う。