石井慧が6戦6勝6判定勝ちで2024年1月での日本ヘビー級王座挑戦目指す【3150FIGHT】

亀田興毅ファウンダー(左)と石井

 ボクシングはC級で4勝、B級で2勝すれば晴れてタイトルに挑戦できるA級に昇格する。石井は「まずはA級に上がりたい」と今後の目標を掲げた。特に期限を切ることはなかったのだが、「3150FIGHT」の亀田興毅ファウンダーは「早くA級になってください。1月が終わったら4月から毎月大会をやるんで、毎月試合ができますよ。ヘビー級は減量がないから2カ月に1回でもできる。来年、2023年中にA級に行きましょう。1月に勝ったらあと4回勝てばいい。6戦6勝でA級。来年中にA級になることを目指しましょう。ちょうど1年後、2024年の1月に3150FIGHTのリングで但馬ミツロに挑戦しましょう」とまさかの提案。これに石井も「僕も若くないんでコンスタントに試合ができるのはうれしい」と乗り気に。

 日本ヘビー級王者の但馬ミツロ(KWORLD3)は今年4月にA級デビューし、8月の日本ヘビー級王座決定戦で勝利を収め王座を獲得。ここまで3戦3勝3KOなのだが、試合時間はどれも1分前後の秒殺王者。一方、亀田氏の「6戦6勝6判定勝ちで(笑)」に大きくうなずく石井は初志貫徹の構え。
 
 秒殺KO王者と判定勝ち男のタイトル戦は実現するのか? その場合、どんな試合となるのか…。来年のボクサー石井の動向ににわかに注目が集まってきた。

 なお今大会では「WBO世界ミニマム級タイトルマッチ」王者・谷口将隆(ワタナベ)vs メルビン・ジェルサエム(フィリピン/同級1位)と「IBF世界ミニマム級タイトルマッチ」王者・ダニエル・バラダレス(メキシコ)vs 重岡銀次朗(ワタナベ/同級5位)の2つの世界戦が行われることが発表されている。

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