秋山準が彰人を退けEXTREME王座V3に成功し、3・21後楽園で鈴木鼓太郎と師弟対決へ。若手リーグ戦決勝は高鹿佑也vs正田壮史に【DDT】

「D GENERATIONS CUP」の決勝で対戦する高鹿(左)と正田

 また、今大会ではハリウッド大会への出場権をかけた若手リーグ戦「D GENERATIONS CUP」の最終公式戦が行われた。Aブロックでは高鹿佑也が先輩・岡谷英樹の攻撃に劣勢に回る場面もあったが、起死回生のランニング・エルボーバットを叩き込んで逆転勝利。高鹿は3戦全勝で決勝進出を決めた。

 Bブロックでは昨年8月にデビューしたばかりの正田壮史が、小嶋斗偉のコジマワンダーランドで追い込まれるも、ハイキックから侍ドライバー’01連発で殊勲の星。両者ともに2勝1敗となったが、直接対決の結果により正田が決勝にコマを進めた。これにより、2月26日、後楽園での優勝決定戦は高鹿vs正田の組み合わせとなった。

 高鹿は「正田みたいなエリートみたいなヤツ、うらやましく思う。でも俺は俺で負けない自信もある」、正田は「岡谷さんが来るかなと思ったけど、高鹿さん、負けず嫌いやなと感じた。その負けず嫌いな気持ちをへし折って、優勝してハリウッドに行きます」とそれぞれコメントした。

DDTプロレス「友情、努力、勝利 in NAGOYA 2023」(2月18日、愛知・名古屋国際会議場イベントホール)
◆オープニングマッチ 「D GENERATIONS CUP」Bブロック公式リーグ戦 15分一本勝負
〈2勝1敗4点〉●小嶋斗偉(8分21秒、片エビ固め)正田壮史○〈2勝1敗4点〉
※侍ドライバー’01。正田がBブロック1位通過。

◆第二試合 「D GENERATIONS CUP」Aブロック公式リーグ戦 15分一本勝負
〈2勝1敗4点〉●岡谷英樹(9分39秒、エビ固め)高鹿佑也○〈3勝6点〉
※ランニング・エルボーバット。高鹿がAブロック1位通過。

◆第三試合 4WAYタッグマッチ 30分一本勝負
飯野“セクシー”雄貴&男色“ダンディ”ディーノ vs アントーニオ本多&○赤井沙希 vs 大鷲透&平田一喜 vs 伊橋剛太●&中村圭吾
(11分38秒、体固め)
※新人賞

◆第四試合 30分一本勝負
火野裕士&大石真翔&●須見和馬(10分46秒、逆エビ固め)鈴木鼓太郎○&坂口征夫&岡田佑介

◆第五試合 インターナショナルスペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負
○キップ・セイビアン with ペネロペ・フォード&クリス・ブルックス&新納刃(14分18秒、片エビ固め)樋口和貞&上野勇希&石田有輝●
※デスリー・ハロウズ

◆第六試合 DDT EXTREME選手権試合~環境利用闘法マッチ 60分一本勝負
〈王者〉○秋山準(11分8秒、リストクラッチ式首固め)彰人●〈挑戦者〉
※第56代王者が3度目の防衛に成功。

◆アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
〈王者〉●赤井沙希(19時38分、横入り式エビ固め)ペネロペ・フォード○〈挑戦者〉
※赤井が防衛に失敗、ペネロペが第1557代王者となる。

◆セミファイナル 名古屋名物スペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負
MAO&勝俣瞬馬&○納谷幸男(10分30秒、エビ固め)HARASHIMA&高尾蒼馬●&石田慎也
※バックドロップ

◆メインイベント DDT UNIVERSAL選手権試合 60分一本勝負
〈王者〉○土井成樹(19分21秒、片エビ固め)KANON●〈挑戦者〉
※バカタレ・スライディングキック。第9代王者が初防衛に成功。
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