SASUKEがバックエルボーで戦慄のKO防衛。「夢」のUFC再挑戦を誓う【修斗】

初防衛を果たし笑顔のSASUKE(撮影・上岸卓史)

 SASUKEは試合後のマイクで「去年、修斗のベルトを背負って海外で夢に挑戦させてもらい、たくさんの人に期待されたが不甲斐ない結果で帰ってくることになった。あの日の悔しさを今日まで忘れることはなくて。ずっと必死になってすべてを犠牲にしながら格闘技に向き合ってきたつもりです。やっと自分らしい試合ができたのかなと。ここ最近ずっと煮え切らなかったんですが、僕の気持ちの良さが出た試合だったんではないかと、今日だけは自分をほめてあげたい。日本で試合をするのは久しぶりで、たくさんの方が会場に応援に来てくれて、一人ひとりの声が届いているし聞こえているし、試合の時も一人ひとりの顔がちゃんと見えている。みんなの力とかサポートがあって僕は戦えているので、この場を借りてありがとうございますと言いたいです」と感謝の言葉。そして「最後に一言。僕とチームメイトの野瀬翔平は去年、落とし物をして今、帰ってきているので、僕ら2人にはやり残したことがあります。今年こそ夢であるUFCに向かって再出発したいと思っているので応援してくれるとうれしいです」とUFCへの再挑戦を誓った。

「PROFESSIONAL SHOOTO 2023 Vol.2」(3月19日、東京・後楽園ホール)
◆メインイベント・第8試合「世界フェザー級チャンピオンシップ」5分5R
○SASUKE(王者・初防衛戦/マスタージャパン東京)(2R1分49秒、TKO)飯田健夫(挑戦者・同級世界1位/フリー)●

◆セミファイナル・第7試合 フライ級5分3R
●関口祐冬(修斗GYM東京)(判定0-3=27-30、27-30、27-30)新井丈(キングダムエルガイツ・和術慧舟會HEARTS)○

◆第6試合 ストロー級5分3R
○安芸柊斗(MMAZジム)(1R3分49秒、TKO)澤田龍人(AACC)●

◆第5試合 ライト級5分3R
○マックス・ザ・ボディ(BRAVE)(1R1分18秒、KO)菅原和政(マスタージャパン福岡)●

◆第4試合「インフィニティリーグ2023」フェザー級5分2R
△竹原魁晟(パラエストラ松戸)(判定0-0=19-19、19-19、19-19)上原 平(リバーサルジム横浜グランドスラム)△

◆第3試合「インフィニティリーグ2023」フェザー級5分2R
浜松ヤマト(T・GRIP TOKYO)(中止)CHAN-龍(MMAZジム)※2022年度フェザー級新人王
※前日の本計量、当日の再計量ともにCHAN-龍が規定体重をクリアできず試合は中止。浜松は不戦勝となり勝ち点3を獲得。

◆第2試合 バンタム級5分2R
○野瀬翔平(マスタージャパン福岡)(1R2分53秒、チキンウイングアームロック)新井拓巳(ストライプル新百合ヶ丘)●

◆第1試合 バンタム級5分2R
●榎本明(リバーサルジム東京スタンドアウト)(1R4分52秒、スリーパーホールド)スソン(KRAZY BEE)○

◆オープニングファイト・第2試合 キッズ修斗公式戦 キッズ4・28kg契約3分1R
●杉本 越(AACC)(1R31秒、レフェリーストップ)吉村柚咲(X-TREAM EBINA)○
※腕十字

◆オープニングファイト・第1試合 キッズ修斗公式戦 キッズ2・25kg契約2分1R
○杉本 開(AACC)(1R1分29秒、腕十字固め)遠藤千帆(心技館)●
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