吉成名高がムエタイの五輪種目化実現を熱望「日本を代表して戦いたい。金メダルを獲りたい」

ムエタイの五輪種目化を期待した吉成名高

 ムエタイで7つのタイトルを獲得する日本のムエタイ最強戦士・吉成名高(エイワスポーツジム)が4月26日、ムエタイでの五輪金メダル獲得に意欲を見せた。

 この日は「キックボクシングで世界をつなぐ」を趣旨とする「第一回国際親善大会KICK BOXING WORLD CUP in JAPAN/TOKYO」(5月14日、東京・大田区総合体育館)に関する会見が都内で開催された。

 吉成は出場予定選手として会見に出席。現在、タイ側と調整中で出場については確定ではないのだが、今大会への出場の意思を示したことについては「ムエタイがオリンピックになるかもしれないという動きがある。その中で自分にはムエタイの魅力をもっと伝えていきたいという目標がある。でもムエタイは分かりづらい競技でもあると思うので、こういういろいろな選手が集まる大会を通じて自分の存在を高めて、ムエタイを知ってもらうきっかけになればと思っている。大会に貢献できる選手になりたい」などとムエタイの認知拡大への思いを口にした。

 ムエタイは競技として米国オリンピック・パラリンピック委員会(USOPC)から正式な承認を受け、五輪種目への採用が期待されているのだが、もしそれが実現した際には「出たいです(笑)。金メダルを取りたい。ルールも違ってくると思うので、それは新しい挑戦になる。日本を代表して戦いたい」と吉成は目を輝かせた。

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