KAIRIが9月末をもっての無期限休業を発表。復帰の時期は未定も引退は暗に否定「前向きな決断」

時に声を詰まらせる場面もあったKAIRI

相談された夫は「今辞めたら後悔するんじゃない?」

 そして「覚悟を決めて挑んだ分、一度の防衛でベルトを落としてしまったことにすごく喪失感というか、心の整理ができなくて。不完全燃焼というか“これからどうしよう?”という気持ちになって、そんなときに国内のいろいろな団体からオファーをいただいたり、日本を飛び越えて、ヨーロッパ、アメリカ、アジア、中東、本当にたくさんの国から試合のオファーをいただきました。一時は引退を決意して挑んでいましたが、そのように世界のどこかで自分の試合を見たいと思ってくれる方がいるんだと改めて感じ、うれしくなりました。そして私は、ある決断をいたしました。その決断についてですが、はっきりと今ここで具体的なことを口にすることはできないんですが、その新たな決意の航海に向けて、私、KAIRIは2023年9月末をもちまして、活動を無期限休業とさせていただけたらと思います」と語った。

 ただし「これは前向きな決断ですのでご安心ください」と続け、この決断のきっかけと時期について語った際に「この短期間でIWGPのベルトを落としてしまったということは改めてまだ自分が未熟だと思えたきっかけになりましたし、プロレスの神様から“まだやれよ”と言われたような気がした。あと、やっぱり引退は大事なことなので夫とも話をしていたんですが、夫が“まだできるんじゃない? まだ試合を見たいと言ってくれる人がたくさんいるんじゃない? 今辞めたら後悔するんじゃない?”と声をかけてくれたことがありました」と語るように暗に引退は否定した。