Vol.48 川口蒼真(KID PHENOMENON)インタビューシリーズ〈 LDH バトン ~夢~ i CONZ 第二章特集〉

撮影・堀田 真央人

EXILE、三代目J SOUL BROTHERSらが所属するLDH JAPANは、音楽やダンスだけでなく、 映画や芝居、アパレルや飲食なと、さまざまなプロジェクトを通じて「Love, Dream, Happiness」のメッセージを届けています。【LDH バトン】では、LDHに所属するアーティスト やタレント、アスリートたちに、Dream(夢)について聞いていきます。
今回登場するのは、8月23日にデビューシングル『Wheelie』のリリースを控えたKID PHENOMENONの川口蒼真さん。「生まれてきた時からずっとハッピーだったんですけど、『iCON Z』で初めて壁にぶつかった」と言う川口さんの夢の叶え方とは?

 

「回転寿司になりたい」と書いていました


―― 子どもの頃、どんな夢を持っていましたか?

 2つあって1つは宇宙飛行士です。理由は単純に宇宙に興味があったからだと思います。けど、保育園の卒業アルバム的なのには、回転寿司になりたいと書いていました(笑)。小さい頃に家族でお寿司に行った時にみんなでワイワイ楽しく食べて、幸せだなって感じたので、それで回転寿司店になりたいと書いたんだと思います。おそらく小さい頃の僕のなかで、「回転寿司はみんな笑顔にしてくれる」みたいなイメージがあったんでしょうね。 

―― その頃どんな子だったんですか?
 とにかく明るい子でした。あと、お母さんに今でも言われるんですけど、僕めちゃくちゃ頭が大きくて産む時すごく大変だったらしいです(笑)。なんでもお腹の上に病院の人が乗っかって僕を押し出してくれたらしく、産むのが本当に大変ったらしいんですけど、誕生した瞬間からめちゃくちゃ笑顔で、そこから今に至るまでずっとニコニコしています。ちなみに頭の大きさはずっと変わらないです。今は成長して体の大きさが頭のサイズに追いついてきましたが、最初から今の頭の大きさの状態で生まれてきました(笑)。
 あと、しゃべれるようになってからは、きれいなお姉さんを見ると「お姉さんきれいですね」「こんにちは!」って言ったりしていたみたいです(笑)、記憶にないんですけどね。車が止まったら後ろの車にめちゃくちゃ手を振ったり、誰とでも仲良くなろうとして、小1の時に小6の子に「俺、蒼真。よろしく!友達になろうよ!」みたいな感じだったらしいです。

―― アーティストになりたいと思うようになったきっかけは?
 テレビで『オカザイル』を見た時です。『ライジング 岡村サン』が話題になっていた頃で、録画していたのを家族でずっと見ていて、その時にEXILEさんを知りました。最初は面白いと思って見ていたんですけど、パフォーマンスした時のカッコ良さに衝撃を受けて「EXILEさんになりたい」と思うようになりました。

――アーティストというよりも、EXILEになりたかったんですか?
 EXILEさんになりたかったです。昔の動画を見ると積木を持って歌っているのが何本もあっったりして、もともと歌うのは好きでした。加えて音楽も常に流れているような家庭で育ったんですが、それでもアーティストには興味はなかったです。でも、EXILEさんを見てからダンスに惹かれて、ダンスを始めて、EXPGに入って、夢を追うようになりました。

―― アーティストになる夢を達成するために頑張ったことは?
 EXPGにはラップや歌ができる子がたくさんいるので、僕はその分ダンスを極めようと頑張りました。それと見せ方の研究にも力を注いでいましたね。あと、お父さんからの「何事も全力でやれ」みたいな教えもあり、とりあえず目の前に出されたことはむしゃらに、全力に取り組んでいました。

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