ドンキ新業態にシアトル発バーガー、座敷で珈琲…渋谷「道玄坂通」は “通る” 商業施設

 100年に一度といわれる再開発が進む渋谷エリアで、東京都が「街並み再生地区」に指定する道玄坂二丁目地区に、新たな大型複合施設「道玄坂通 dogenzaka-dori」がオープンした。

上:道玄坂二丁目の新たな大型複合施設「道玄坂通 dogenzaka-dori」のネオンサイン/下:ドン・キホーテの新業態「ドミセ渋谷道玄坂通りドードー店」限定Tシャツ

「道玄坂通」プロジェクトは旧ドン・キホーテ渋谷店の増床を目的に始動し、結果的に近くに「MEGAドン・キホーテ渋谷店」を開店させたことで方向性が大きく変化。「文化村通り」「道玄坂小路」の2つに面して4つの出入り口を設けて施設内を通り抜けできる道を開通させ、高さ約115m、延床面積約4万1766㎡の中に「ショップ」「オフィス」「ホテル」の3つの要素からなる大型複合施設となった。

 施設内は1~2階のショップ&フードエリアにさまざまなジャンルのショップが12店舗出店し、3~10階にオフィスエリア、11~28階にライフスタイル・ブティックホテル「ホテルインディゴ東京渋谷」で構成される。

 ショップフロアの注目ショップは、プライベートブランド「情熱価格」の商品を全面に打ち出したドン・キホーテの新業態「ドミセ渋谷道玄坂通りドードー店」。「WELCOME」と書かれた入り口に入るとドミセ限定のTシャツから始まり、売上・商品名の長さ・カロリー・スタッフおすすめなどをランキング形式で紹介する「ドップ10」、ダメ出しを元に改善した商品を展開する「ドこたえ」、さまざまな理由で売れなかった商品をお値打ち価格で紹介する「ドすべり」など個性的な棚ばかり。

PB商品「情熱価格」の「売上ドップ10」
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