木村ミノルのマッスルポーズに安保瑠輝也「リアクションは100点。あのメンタル分けてほしい」【RIZIN.44】

「会場と社長の雰囲気としては、まだちゃうんかなと思いました」

　安保は木村をリングに上げようと思った意図については「KOで勝ってそのまま木村をリングに上げて、謝罪させて、そのまま対戦を決めるのが理想だった」と語っているのだが、さすがにそれはちょっと無理筋だったよう。その時の木村のリアクションについては「あいつ、振り切ってましたね。びっくりしました。びっくりして“マジか”と。木村の反応はベストです。あいつは100点を叩き出しました。でも会場と社長の雰囲気としては、まだちゃうんかなと思いました」との感想。

　またマッスルポーズの木村の体を見て「ステロイドですね（笑）。ステロイドやなと思いました。デカすぎません？　ビックリした」と語り、「あいつメンタルバグってるからまだ摂ってるかもしれないですね。分かんないですけど。僕としては本当にどっちでもいいというぐらいの気持ちではあるんですよ。やりたいですけどね、本心は」と続けた。

　木村戦については「やっぱり伏線回収がしたかったのが大きい。K-1でスーパーライト級のチャンピオンベルトを持っていたのですけど、このベルトの防衛戦を最後に木村ミノルと戦いたいと言って、そこの試合で負けてしまいできなかった。それが心残りというか、やり残していたことではあったので。それをRIZINで見せられたら盛り上がるやろなと思った。面白い試合を提供したいというのがこだわっていた理由ではあります」などと改めてその理由を明かしたが、その一方で「ホンマにみんなが求めてないんやったらやらなくていいですよ。みんなが求められてることをやりたいだけなので」とも語った。