木村ミノルのマッスルポーズに安保瑠輝也「リアクションは100点。あのメンタル分けてほしい」【RIZIN.44】

試合後、マイクアピールする安保

榊原氏「ある部分、開き直っているのか」

 榊原氏は大会後の総括でこの場面について、まずは「本当にすご人だなと…(笑)。ある部分、開き直っているのか」とまずは安保同様、率直な感想。

「僕らは彼の未来をどうこうはできない。ただ、RIZINとしての姿勢は半年間の期間をあげるので陽性反応が出ている体をクリーンにして、心技体を整えてくれればRIZINに出る権利はあるということ。その前にドーピング検査をしなければいけないが。そういう状況で僕らが1年も2年も一方的に“サスペンドだ”と言っても、契約があるわけではない」とこれまでの姿勢を繰り返したうえで「そういう意味では性善説というか、ファイターとしてのキャリアも含めて、旗を立ててあげればそこまでは精進して頑張ってくれる、体をクリーンにして戦える準備をして、もう1回テストに合格してくれば上がってこれるということも、半年ってことなら頑張れるはずなので、温情のある裁定のはずだと思う。僕らプロモーターと選手は二人三脚だし、才能ある選手たちに間違いを正して正しい道で戦い続けてほしいという愛情もあると思っている」と出場停止期間の半年の意味についても語った。

 木村については所属ジムが「戦い続ける事こそが皆様への償い」という考えから「無期限の試合出場」というペナルティーを発表。この内容については「各団体様から頂く試合出場のオファーを断ることなく(※ジム側で判断した試合に対して)出場し続けるというもの」と説明。