SOG王者・木髙イサミが10・1新宿での今成夢人とのV3戦に向け王座死守宣言【ガンプロ】

木髙

 王者のイサミは「正直に言いまして、初めは侵略という形でガンプロのリングに上がり始めたけど、やっていくなかでガンバレ☆プロレスの温かさや楽しさ、明るさというものが非常に僕のなかでプラスになるし、この団体に出続けていきたいと常に思っています。ガンバレ☆プロレスの選手たちが一瞬忘れていた“侵略されている”ということを、冨永との試合の後にみんながSNSとかで急に思い出したかのように唸り始めたので、僕はそれに対してしっくりきていない。なぜ急に敵視を改めてし始めたのか。たぶんそれは僕と冨永の試合後に、僕が冨永と分かりあってしまったというか、冨永も負けを認めて分かりあってしまったというか。その絵を見てガンバレ☆プロレスの選手たちが“このままだとよくないんじゃないか”と判断したんじゃないかなと思います。みんなが入ってきたリングのなかで、僕から見て間違いなく今成さんが一番初めに僕に向かってきたと思ったので指名させてもらいました」と述べた。そして「正直、ここが正念場だと思ってます。このリング、まだ出ていたいし、もっと試合がしたいという気持ちが強いので、試合は勝たせていただいて、(参戦する)パスポートもキープさせていただきたいなと思います」と力を込めた。

 かつて、ユニオン・プロレスの事務所が新宿にあった際、DDT映像班の今成とよく顔を合わせていた関係性について、イサミは「一緒にご飯にいったり、飲みにいったりしたこともないし、そういうふうに聞くと冷たいなと思われる関係かもしれないけど。映像班としての今成さんを本当に尊敬していた。自分のV(VTR)を撮ってもらうとき、BASARA、ユニオン、DDT問わず、今成さんだったときの安心感があるというか。いつも撮ってくれる人が撮ってくれている。このVは間違いなく成功するものになる。そういう意味での信頼感は100%持ってます」と誉めつつ「ただ、いざ試合、プロレスラー・今成夢人になったとき、僕のなかでは失礼ながら、そんなにいいイメージを持っていない。強いかもしれないけど、器用さ、うまさは正直少ないのかなというイメージです」と辛めの発言。