SASUKEがTKOで2度目の防衛。2年連続RTU1回戦敗退から「戦いだけのためにすべてを尽くしてきた」【修斗】

2度目の防衛を果たしたSASUKE(撮影・上岸卓史)

 SASUKEは試合後のマイクで「僕は自分の夢に向かって日々あがいて、挑戦してという自分のわがままだけに生きている人間なんですが、それでも応援してくれる人がたくさんいて。前回、5月、修斗のチャンピオンを背負ってまたROAD TO UFCに挑戦したんですが、2年連続で1回戦で負けて不甲斐ない結果に終わって。このままじゃいかんと思って、そこからすべてを変えて、戦いだけのためにすべてを尽くしてきました。本当に苦しいことだけしかないような毎日で、どうしたら報われるだろうかと悩んで考えてきました。でも、僕がここに立っていられるのは、みんなのおかげで。その中でもマスタージャパンのみんなはずっと僕に温かい言葉をかけてくれて、ずっと励ましてくれて。チームじゃなくて家族のようで。でもマスタージャパンだけじゃないからね。パトスタジオのみんなもだったり。僕は自分にわがままに生きていて、人付き合いも悪いし、顔も出さないけど、それでもこうやって応援してくれて本当にありがたいなって思っています。明日、山口県でTORAOが開催されますが、マスタージャパンの福岡から3人が出場します。福岡につなげました。明日は楽しみにしています。これからもSASUKEならびに修斗をお願いします。ありがとうございました」と周囲への感謝の言葉を述べた。

「PROFESSIONAL SHOOTO 2023 Vol.8」(12月2日、東京・豊洲PIT)
◆メインイベント・第7試合 世界フェザー級チャンピオンシップ5分5R
○SASUKE(王者・2度目の防衛戦/マスタージャパン東京)(3R1分7秒、TKO)田中半蔵(挑戦者・同級5位/FUN`S)●

◆セミファイナル・第6試合 ミドル級5分3R
○岡見勇信(日本/EXFIGHT)(判定2-1=29-28、28-29、29-28)キム・ジェヨン(韓国・NOVA MMA)●

◆第5試合 マモル引退エキシビションマッチ
マモル vs 漆谷康宏&清水清隆&佐藤ルミナ

◆第4試合 68kg契約5分3R
○リオン武(RISING SUN)(2R2分31秒、TKO)内藤太尊(roots)●

◆第3試合 フライ級5分3R
○猿丸ジュンジ(修斗ジム東京)(1R1分18秒、TKO)安芸柊斗(MMAZジム)●

◆第2試合 フライ級5分3R
●内藤頌貴(同級世界6位/パラエストラ松戸)(2R3分16秒、三角絞め)石井逸人(TRIBE TOKYO MMA)○

◆第1試合 2023年度新人王決定トーナメント準決勝 フェザー級5分2R
●青井太一(心技舘)(判定0-3=18-20)ネイン・デイネッシュ(MMA RANGERS GYM)○
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