初防衛戦の悠斗が「他団体になめられているのになぜ黙っている」と挑戦者の大夢に辛辣コメント【Krush】

K-1フライ級設立について語った宮田プロデューサー

 宮田氏は「10月にベルトを獲って1月に防衛戦というのは早いと言えば早い。その中で僕のほうから出したのがKO。KOというのは尊いもの。なかなか生まれない。今までこういうことを王者に提案したのは異例なんですが、今、Krush王者で一番倒す力のある悠斗選手に1月大会を任せてみたいというところがあったし、そこで彼が正式階級としてK-1でフライ級でやりたいのであれば勝負して勝ち取るのが一番望ましいのではないかと思った」などと悠斗とのやり取りを明かした。そして「K-1のリングで最軽量のフライ級ができるかどうかは悠斗君にかかっている」などと続けた。

 悠斗はK-1にフライ級を作る目標については「今は一番近い目標だが、僕の目標はK-1にフライ級を作るだけではない。もっと皆さんが無謀と思っているような高い目標がある。さっき挑戦者の大夢君がこのベルトへの思いを語ってくれたが、このベルトがそんなに大事だったら、そもそも他団体からなめられているわけじゃないですか。それが俺は許せない。ファイターとしてなめられている。しかも自分が今戦っている団体がなめられている。そこで“じゃあ自分がやってやる”といった発言もない。本当に覚悟があるとは思えない。僕は団体を飛び越えて新しい目標に向けてやっている。まだ若いんだし、このベルトだけに執着したり、自分のことだけ考えるんじゃなくて、お客さんを巻き込んで、結果を出すようなことをするためには団体のこととか周りのこととか、もっと格闘技界を背負うような気持ちでいたほうがいいと思う。そういった意味で僕が頑張っていくところを若い人たちに見せたいという思いもある」と語る中で大夢に辛らつな言葉を投げかける。