クレベルが“ニュー・クレベル”スタイルでご難続きの2023年にピリオドへ【RIZIN.45】

会見では「うれしい」を連発したクレベル

 2年越しに対戦が実現することについては「自分の階級(フェザー級)で、(ランキング的な意味で)自分の近いところにいる選手だと、まだ斎藤選手とだけ試合をしていなかったから、試合が決まってうれしいと思っていた。以前、試合決まったけれども、自分のケガでその試合ができなくて(流れて)、もう1回その機会が来て、自分はうれしいです」、斎藤に上回っているところについては「寝技です。間違いないです(笑)」とのこと。

 クレベルに勝つ戦略が見つかったと語る斎藤に対しクレベルも「戦略はケンカスタイル。もう一個の戦略は、勝つこと! みんないろいろなスタイルがあって、斎藤選手はそれをやっていますよね、これをやりたいからそのためにこれを使うとか、こうすればこうなるって全部作戦で動く。私にそれはできない。私の戦略にはあんまり秘密がない。“寝技やるか”だけ。細かい戦略はない。私はもっと“ラク”でいたい。なんでも自分はできるんだよ、今。斎藤がやりたいことがあったとしても、私もなんでもできるよ。寝技、キックボクシング、レスリングなんでもできるから、本気で(これぞという)戦略はない」と語った。

 この試合に勝ち、次に戦いたい相手としては「まあ、いっぱいいるかな!でも自分本当に1個ずつ考えていて、その最初が斎藤選手だった。でも……鈴木千裕かなあ? RIZINがチャンスをくれたらもう1回、千裕と戦いたいかな? 朝倉は分からないな、1週間前にYouTubeでまた“クレベルともう1回戦う”とか言ったりしていたみたいだけど、鈴木千裕、金原正徳、朝倉未来、この3人とは戦いたいです」と3人の名を挙げた。