前フェザー級王者の梅井泰成と元KNOCK OUT王者の安本晴翔が対戦。ともに勝利の先に王者・門口佳佑を見据える【RISE176】

さらなる進化をうかがわせた梅井

 また王者の門口について安本は「めちゃめちゃ強いと思う。他団体の交流戦だったり、いろいろな場面でしっかり勝っている。強いと思う」と評価。王座を奪われている梅井は「強いです。試合も何回か最近の試合も見ている。ただ自分は今は門口選手の名を出せる位置にはいない。ここでしっかり勝って名を出せるくらいの選手になってからもう1回戦いたいと思っている」と改めてリベンジを誓った。

 また安本はSB勢に連敗し、怪物的な強さのイメージが薄れつつある現状について「負けたのは自分の落ち度というか、そこは弱い部分。でも“こんなもんじゃない”というのは自分の中で思っている。魁斗選手とやったときは油断だったり、それまで自分のペースだったのが3Rにダウンを奪われいい勉強になったという感じ」と語った。

 梅井は前回のノーコンテストに終わった試合を「ネタにもできない」と振り返り「しばらく股間の痛みもあったが、試合が終わってすぐにできることから動き始めて。そこで、その試合でできなかったことを詰めてやってきた。韓国合宿に行ったりとかいろいろ練習してきた。あの試合後、また全体的にレベルは上がっている。韓国では(RISEスーパーフェザー級王者の)チャンヒョン・リー選手のジムで合宿。ほぼスパーリング合宿。1日15Rくらいやった。チャンヒョン選手ともやった。めちゃくちゃでかかった」とさらなる進化を遂げたことをうかがわせた。

「RISE176」(2月23日、東京・後楽園ホール)
〈1月13日発表のカード〉
◆Super Fight! -52kg契約 3分3R延長1R
数島大陸(及川道場/第2代RISEフライ級王者)vs クンスック・ペッティンディーアカデミー(ペッティンディーアカデミー/True 4u 115P 3位)

◆フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R
梅井泰成(Mouton/同級2位)vs 安本晴翔(橋本道場/同級4位、WBCムエタイ日本統一フェザー級王者)

◆フライ級(-51.5kg)3分3R延長1R
塚本望夢(team Bonds/同級1位、初代DEEP☆KICK-51kg王者)vs JIN(楠誠会館/MA日本バンタム級王者、ジャパンカップバンタム級(53kg)王者)

◆フライ級(-51.5kg)3分3R延長1R
末國龍汰(フリー/同級3位)※空龍よりリングネーム、所属変更
vs
麗也(team AKATSUKI/元ISKAインターコンチネンタルフライ級王者、第7代新日本キックボクシング協会フライ級王者)※治政館より所属変更

◆ライト級(-63kg)3分3R延長1R
伊藤澄哉(戦ジム/同級2位)vs 足利也真登[やまと](Fight Club Rush./第5代DEEP☆KICK63kg級王者、初代S-1ミドル級王者)

◆アトム級(-46kg)3分3R延長1R
百花(魁塾/同級3位)vs 小林穂夏(NEXT LEVEL渋谷/JAPAN CUP 2022 女子-50kgトーナメント準優勝)

◆バンタム級(-55kg)3分3R延長1R
伊東龍也[りょうや](HAYATO GYM/同級13位、Stand up King of Rookie 2022 -55kg級優勝)vs 松永 隆[りゅう](新宿レフティージム)

◆ウェルター級(-67.5kg)3分3R延長1R
野口紘志(橋本プレボ/同級7位、Stand Up King of Rookie 2023 -67.5kg級優勝)vs 中村 龍(フリー)

◆フェザー級(-57.5kg)3分3R
翔磨(多田ジム/第6代DEEP☆KICK-55kg王者、HOOST CUP日本バンタム級王者)vs 竹内賢一(Ten Clover Gym/第4代Bigbangフェザー級王者、初代S-BATTLE KICKフェザー級王者)

◆フェザー級(-57.5kg)3分3R
指田 烈(TEAM TEPPEN)vs 野村勇人(GONG-GYM坂戸)

◆フライ級(-51.5kg)3分3R
伊藤琉之助(EX ARES/JAPAN CUP 2022 -55kg準優勝)vs 弾丸風太(TEAM KAZE)
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