駆け引き・宮田将吾【アフロスポーツ プロの瞬撮】

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

撮影/文章:森田直樹 (2024年1月8日 ショートトラック全日本選手権 男子1000m決勝)
最後までだれが勝つかわからない。
それがショートトラックの面白さの一つだ。
目まぐるしく順位が入れ替わり最後の最後まで駆け引きが行われる。
どのレースを見てもワクワクする展開が繰り広げられる。
 
ショートトラック全日本選手権 男子1000m決勝。
このレースの優勝者は宮田将吾選手だった。
終盤まで後ろから2番目の位置を滑る宮田選手。
彼の目は鋭く前の選手をとらえていた。
最後にレースの順位が変わりそうな気がしてカメラを宮田選手に向ける。
駆け引きを行っている表情をしっかり写す。
いつ前に出てくるか。宮田選手を撮影し続けた。
 
レースが動いたのは一瞬。
ラスト一周。全選手がスピードを上げる。
宮田選手は大外から一気に抜きにかかった。
予想通りスピードを上げてきた宮田選手を必死に追いかけ撮影する。
最後の最後に先頭に立ち見事に優勝を果たした。
宮田選手の駆け引きのうまさ、勝負強さを感じたレースだった。
そしてショートトラックの面白さを感じられるレースだった。
 
どのレースも魅力的で撮影していて楽しいショートトラック。
ショートトラックの魅力を少しでも伝えられる写真をこれからも狙っていきたい。
 
■森田直樹
1993年、奈良県生まれ。2014年、ビジュアルアーツ専門学校・大阪卒業後アフロに入社。
4年間のスタジオアシスタントを経て2018年よりアフロスポーツ所属。
スポーツ選手の心情を追い、選手たちの努力、成長や挫折、感動を写真で表現することを目指す。
スポーツ撮影を中心にポートレイトなどジャンルを問わず活動中。
アフロスポーツ

1997年、現代表フォトグラファーである青木紘二のもと「クリエイティブなフォトグラファーチーム」をコンセプトに結成。1998年長野オリンピックでは大会組織委員会のオフィシャルフォトチーム、以降もJOC公式記録の撮影を担当。
各ジャンルに特化した個性的なスポーツフォトグラファーが在籍し、国内外、数々の競技を撮影。放送局や出版社・WEBなど多くの報道媒体にクオリティの高い写真を提供し、スポーツ報道、写真文化の発展に貢献している。

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