MAOが難敵ブライアン・キースを撃破し、UNIVERSAL王座V4。2・25後楽園で元キック王者の町田光が挑戦へ【DDT】

4度目の防衛に成功したMAO

 王座奪取ならなかったキースは「バウンティハンターは常にベストなリングを探してきた。日本、DDTに最高のものを求めてやってきた。MAOは最高のレスラーの一人。日本でプロレスをするのが夢でした。夢が叶った1日になった。DDTには戻って来たいし、アキヤマ(秋山準)、エンドー(遠藤哲哉)、ウエノ(上野勇希)、戦わなければいけないレスラーがいる。必ず次がある」と再度のDDT参戦を希望した。

 挑戦が決まった町田はキックの世界でWPMF世界スーパーフェザー級王座などを戴冠し“居合いパンチャー”として名を馳せた。2022年4月の「路上プロレス世界一決定戦」から、昨年5月までDDTに参戦。昨年12月にはKrushのリングでキックに復帰していた。町田は「去年、しゅんまお(MAO、勝俣)に負けて。正田(壮史)選手、平田(一喜)選手に負けてしまい、生き残ることができなかった。これで終わっていいのかなと考えたとき、やり残したことがあるなって。MAO選手との一騎打ちだと思いました。戦ったとき、MAO選手の掌底と僕のパンチ、蹴り合ったとき、僕自身、魂が震えました。もう1回、魂を揺さぶるような戦いをやりたいと思います。今後、キック、プロレス、両方やっていきたい。異種格闘技戦もやろうと思ってます。(MAOとは)どんなルールでもいい」と熱く語った。

DDTプロレス「Sweet Dreams!2024 TOUR in SHINAGAWA」(1月21日、東京・品川プリンスホテル内クラブeX)
◆オープニングマッチ 30分一本勝負
○平田一喜&夢虹(11分51秒、奇跡を呼ぶ一発逆転首固め)彰人&イルシオン●

◆第二試合 スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○樋口和貞(10分16秒、体固め)MJポー●
※ブレーンクローから押さえ込む

◆第三試合 30分一本勝負
遠藤哲哉&○飯野雄貴(12分9秒、片エビ固め)正田壮史&瑠希也● 
※ラリアット

◆第四試合 30分一本勝負
秋山準&男色ディーノ&○大石真翔(9分50秒、フジヤマ・ニーロック)HARASHIMA&岡谷英樹&須見和馬●

◆第五試合 スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
上野勇希&●勝俣瞬馬(11分18秒、体固め)納谷幸男○&ヨシ・タツ
※世界一のバックドロップ

◆セミファイナル KO-Dタッグ選手権試合 60分一本勝負
〈王者組〉高尾蒼馬&●翔太(14分46秒、コブラツイスト2.0)佐々木大輔&KANON○〈挑戦者組〉
※ROMANCE DAWNが4度目の防衛に失敗、佐々木組が第81代王者組となる。

◆メインイベント DDT UNIVERSAL選手権試合 60分一本勝負
〈王者〉○MAO(18分27秒、片エビ固め)ブライアン・キース●〈挑戦者〉
※ランニング掌底。第12代王者が4度目の防衛に成功。
<<< 1 2 3