青木真也が急きょの対戦相手変更も1Rで一本勝ち。「友達だったチャトリに“お願いします”と言われたらやるしかねえだろう」【ONE】

　今回の青木のファイトにチャトリ・シットヨートンCEOから5万ドルのボーナスが贈られたのだが、青木は「コソボだよ、コソボ。分かんないか。5万ドル、いっぱいもらいました。ありがとうございます。でもこれよりも、僕がONEを愛したように、ONEも僕を愛してほしい」と意味深な言葉で締めくくった。

　青木は2012年にONEに初参戦。以降はDREAM、INOKI BOM-BA-YE、RIZINへの単発の参戦はあったもののONEを主戦場に戦い、2013年4月には朴光哲、2019年3月にはエドゥアルド・フォラヤンを破り、2度、ONE世界ライト級王座を獲得している。前戦は「ONE Fight Night 15: Le vs. Freymanov」（2023年10月7日、タイ・ルンピニースタジアム）でマイキー・ムスメシと「無差別級サブミッショングラップリング」で対戦し、1R にストレートフットロックを極められ一本負けを喫した。MMAの試合は2022年11月のザイード・イザガクマエフ戦以来。その前には同年5月に秋山成勲にも破れており、MMAでの勝利は2021年4月のフォラヤン戦以来となった。