東京女子プロレスが新時代に突入。渡辺未詩が山下実優を破り、プリプリ王座を涙の初戴冠【TJPW】

フィニッシュは渡辺のティアドロップ

 バックステージで渡辺は「東京女子に出会ったのが7年くらい前で、プロレスを何も知らないで入ってきて。東京女子の優しさ、愛にあふれた空間があったからこそ、東京女子のことが大好きになって。そんな大好きな、この大切なベルトを獲ることができたので、もっといろんな夢を叶えていきたいし、さらに10年、20年、30年って、いろんな夢を広げていけるように頑張りたいと思います」と話した。さらに「3回目の両国国技館だったり、見た景色だと、さいたまスーパーアリーナだったり、一部の選手になりますけど、東京ドームとか。その景色を見たからには、東京女子のみんなでこの景色をまた見たいと思うし、その空間を東京女子でいっぱいにしたい」と続けた。そして「このベルトを持ってるからには、また山下さんだったり、中島(翔子)さん、(坂崎)ユカさん、瑞希さん、リカさん。今まで持ってきた人たちに挑戦してもらえるようなチャンピオンになりたいです」と力を込めた。
 
 一方、またしても両国国技館の地で、プリプリ王座から陥落した山下は「悔しいです。6年前、未詩と出会って、回りに回って、自分たちにとって大事な両国で未詩と戦えたのは特別です。負けて終わりじゃないです。この悔しい気持ちを噛みしめて、這い上がっていく。どんどん私は強くなっていきます。ネバーギブアップで頑張ります。また、自分の準備ができて挑戦したいと思ったら、みんなに納得されたうえで挑戦してみたいと思います」と悔し涙を流した。