いとうまい子×合田美瑞帆ロボット開発対談「ロボットが、自分と未来をワクワクさせてくれる」

自ら開発したロボット「ロコピョン」について語るいとう氏

いとう「高齢者をターゲットに開発したロボットで、1日3回朝昼晩、高齢者に声をかけて一緒にスクワットをしてくれます。ユーザーはロボットと一緒にスクワットを実施することで、運動機能の低下を防ぐことが期待でき、健康寿命の延伸の実現にも役立ちます。

 ところで、合田さんはロボットを扱っている部門で働かれていますが、どのような経緯でロボット事業に携わることになったのでしょうか?」

合田「私はもともとミライト・ワンで宿泊業のDXを推進する『イータブ・プラス』というサービスをメインに提供していた部署に所属していました。

 イータブ・プラスはホテルの館内情報や周辺の観光情報、客室内の設備操作をタブレットで行うサービスですが、ホテルの方々とお話しする中で、2019年頃から新型コロナウイルスの影響で従業員・宿泊客の減少が進み、その後コロナが落ち着いたことで宿泊客は戻ったものの従業員が戻ってこず、人手不足が深刻化している現状を目の当たりにしました。

 そうした人手不足への対応として、当社ではロボット事業を強化し、AI搭載のコミュニケーションロボットを観光業界に導入していきたいと考えました。それが、私がロボットソリューション事業に関わることになったきっかけです。コロナ禍が解消された現在は、ロボットが人の助けになるような未来を皆様にお届けしたいという思いで、ホテル内の施設案内や宿泊客へのサービス案内を自動化できるロボット『temi』をはじめ、エレベーター連携清掃ロボット『KIRARA』などを、世の中に送り出しています」

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