ショートフィルムの祭典、SSFF & ASIA2025のオープニングセレモニーが、とってもオシャレだった!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】
こんにちは、黒田勇樹です。
6月に突入いたしました。今月が終われば1年の半分が終わったことになります。なんか時間が経つのが早すぎる!と感じる今日この頃です。
稽古と本番中は時間がゆっくりになればいいのに。
そろそろ次に向かって動き始めましょうかね。
取りあえず今週も始めましょう。

我らが名優、別所哲也さんが創設された、映画と短編を愛してやまないショートフィルムの祭典、SSFF & ASIA2025のオープニングセレモニーに行ってきました。
この「映画と短編」という、表現、微妙なんですが「正方形は、長方形の一種である」みたいな概念だと思って下さい。どちらの呼び方も映画人にとっては大事な名前なんです。
さて、開催された場所はなんと、TAKANAWA GATEWAY CITY。HPのトップには東京都知事の小池百合子さんからのコメントがあり、グランプリに相当する賞は「ジョージ・ルーカス アワード」!
お金の匂いが、プンプンしませんか!?
筆者は、どちらかというと映画祭よりの立場なのですが、これは声を大にしていいます。お金の匂いが、プンプンする! でもね、だからとってもおしゃれで素敵なんです。
「地元の人達が頑張って、手弁当で運営して、友達が集まってバイトをしたお金で作った映画を観る映画祭」、こういうものが美しいことも事実ですが、ハリウッドを観て下さい。
映画は、綺羅びやかでお金がジャンジャン集まってくるカルチャーじゃなきゃ…滅びます!
バイトしたお金で作ってたら、次がないんですよ! 映画で稼いだお金で、映画を作り続けないと! これはマジで忘れないで欲しいです。
豪華で綺羅びやかで、金の匂いがプンプンする! それが、映画の抱えている“夢”の一部分であり、そこに足を踏み入れる第一歩が「短編」なんです。
どうしたって、作品の時間が短いほうが予算は抑えられますし、それを「メイクマネーの入口」と、みせて開催し続けているこの映画祭がどれだけ「きちんと儲かって、持続性のある傑作を作れるクリエイターを排出しているか」、しかも世界規模で。
「短編映画祭のセレモニーってレベルじゃねーぜ」と、いう長時間に渡るイベントだったのですが、そこにこめられた情熱がひしひしと伝わる素敵な体験でした。
クロージングにも遊びに行こうと思ってます。
まだまだ、間に合うので、オンラインでもリアルでも参加して、この映画のお祭りを皆で楽しみましょう!