三代目JSB、10月に単独スタジアムライブ決定「歴史を刻むぞ!」メジャーデビュー15周年で

 

 グループとして通算8回目となるドームツアー。ライブ本編は、勝手知ったものといった、王の風格を漂わせるものだった。最初の「BLAZE」のパフォーマンスを始めるまでもなく東京ドームは既に三代目の “KINGDOM”だった。

 王冠をつけたNAOTOが踊り、小林直己がマントを翻すたびに、客席は熱狂。ボーカルの今市隆二が「Welcome to KINGDOM! Are you ready, MATE?」と雄たけびを上げれば、最も奥の客席までも高く手を掲げてリアクション。ØMIの「歌え!エブリバディ!」の声をきっかけに「RAISE THE FLAG」でオーディエンスの声がわんわんと響き、「O.R.I.O.N」でメンバーがフロートに乗って会場を回り始めると、東京ドームの盛り上がりは早くもリミッターを振り切って、最高潮に達した。

 メンバーそれぞれが自身のストロングポイントをアピールしたソロパートではひとつポーズを決めるたびに歓声が沸き上がった。