THE RAMPAGE 浦川翔平、中目黒の最新BUZZスポット「熱炒 虎打楽」で一足早く台北体感〈BUZZらないとイヤー! 第102回〉

ビールに合う!

 おすすめメニューのひとつ「サクサクエリンギ揚げ」は、エリンギをゴロゴロした一口サイズに切って、薄く衣をつけて揚げ、山椒やニンニクなどが入った秘密のスパイスと塩で味をつけたものです。

 以前、きのこ好きだと話していた翔平さんは前のめりで口に放り込みます。「肉汁が出てくるみたいに、エリンギのエリンジュースが出てくる……これもそうですけど、ここまで全部酒に合う」とスムーズな食レポです。

 この料理は素食と呼ばれて親しまれる台湾の精進料理に由来するものです。豆腐を使った素鶏、大豆を使った素肉、植物性素材を使った素魚といった代替品を筆頭に、台湾はベジタリアン・ビーガンフレンドリーで、菜食の人でなくてもおいしく食べられる食材も多いんです。ゆばや干し豆腐も素食だけでなく、日常の食事にも使われます。

 次に挑戦したのは、さつまいもの葉っぱ。さつまいもの葉っぱは食べられるのですが、日本では根っこのさつまいも部分を食べるのが一般的ですが、台湾ではポピュラーな野菜。茹でたりいためたりして食べるそうです。年中食べられますが、旬は5~7月。それもあって直輸入したタイミングでした。翔平さんは一本つまむと、初めてのさつまいもの葉っぱを神妙な表情でかみしめると、「シャキッてるな! おいしい!」と話していました。

 

台湾の屋台グルメを代表する臭豆腐は国民食とも言われています。台湾のメーカーは、より臭い臭豆腐を作ろうと競っているそうで……

 そして「麻婆臭豆腐」。臭豆腐は豆腐を発酵液につけ発酵させたもので作り方はくさやに類似します。発酵食材特有の独特な香りがあります。揚げたり蒸したりして食べますが、「熱炒 虎打楽」ではより食べやすいようにと麻婆豆腐のアプローチをとったといいます。

「臭豆腐初めてかも。発酵食品、納豆とかチーズとか、チーズもブルーチーズとか大好きなんですよ……だからこれ好きだと思う」とパクリ。すると「俺、いける人です! 食べたことない感覚ですけど、うま味が口の中に広がりますね…クセになる感じ。好きな方面!」

「台湾干し大根のオムレツ」で笑顔になると、エビマヨこと「エビパイナップルマヨネーズ」でクロージングです。広く知られている話ですが、台湾のマヨネーズは甘いです。サラダ油に卵までは日本のマヨネーズと一緒ですが、酢を使わず、砂糖が加えられています。

 甘党な翔平さん。実は途中で「それは最後にしたほうが」と止められていたこともあって、気持ちは高まります。

甘いと言われても……エビマヨにチョコスプレー…… その組み合わせは……
 
「よし、行ってみよう!」

 パイナップルで助走をつけると、エビとパイナップルそして甘いマヨネーズを一緒にほおばります。「超好き。エビマヨって聞いて日本人が想像するものではないんだけど、お腹いっぱいの状態でも食べられる。 エビに衣をつけて揚げてあるんですけど、衣がドーナツっぽい。それに甘いのがついてくるから……もうこれはデザートです」

それと同時に102回目のBUZZらないとイヤー!の取材もデザートタイムに突入。翔平さん、まとめのお時間です!