8月の後楽園大会はビッグマッチ仕様。UNLIMITED、REDルール中心でゴンナパー、軍司泰斗も出場【KNOCK OUT】

UNLIMITEDルールで対戦する高塩竜司(左)と石田協

 石田は「このルールは自分に合ってるなと思っている。KOを狙いにいくっていうことを信条としている中で、K-1を代表してこのルールで殴り込めることに感謝している」、高塩は「代々木大会に引き続き、負けたにもかかわらず選んでいただきありがとうございます。MMAでは2連敗、UNLIMITEDも2連敗中で、合計4連敗という形にはなっているが、このUNLIMITEDルールという新しいルールの一番先頭に立って戦っていけるのは非常にうれしいことだと思っている。ただ、やっぱり格闘技なので頑張っているからというのは全く関係ない。結果がすべてだと思っている。今回の石田選手はものすごい勢いのある選手だと思うんですが、しっかり倒して先人になってこのルールを引っ張っていきたいと思っています」などとそれぞれ語った。

 UNLIMITEDルールについて石田は「前回はできなかったものが何個かある。4日前くらいにヒジありルールっていうのを知った。“今さらヒジの練習をしてもな”となってどうしよう?となった。近場の首相撲の展開の部分ですごく練習していたんですが、もっと近距離で出せる攻撃とかたくさん あるにもかかわらず出せなくて、もみあって組んじゃって終わりみたいになった。そこからまたさらにKOできるレパートリーが増えたのかなという印象はある」と自信を見せた。

 高塩は「前回の試合を見ていただいたら分かると思うんですけど、僕は本当にこのルールの許されている攻撃全てを使って戦うスタイルにより近づいていっている感じがするので、8月の試合に関しては“こういうのもあるんだ”というような、新しく見る人たちを魅了するような熱い試合をしたいと思っています」と語った。