久井大夢がスーパーフェザー級の2王座を返上しライト級のベルト獲りへ本腰。さらなる階級アップで山口代表は将来的な鈴木千裕との対戦も視野に【KNOCK OUT】

ライト級の2本のベルトを狙う久井大夢
KNOCK OUTのBLACKとREDのスーパーフェザー級2冠王者である久井大夢(TEAM TAIMU)が7月9日、この2本のベルトを返上した。久井は「KNOCK OUT.55」(7月20日、東京・後楽園ホール)でREDライト級でロムイーサン・TIGER REON(タイ/REON Fighting sports GYM)と対戦することが発表されている。
久井は6月の代々木大会で龍聖を相手にBLACK王座を防衛。試合後にはライト級に階級を上げて、BLACKライト級王者の大沢文也(ザウルスプロモーション)とREDライト級王者のゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)の持つ王座を狙う意思を表明していた。
この日の会見で久井は「ライト級でも僕はヒジありでもなしでもどっちでも王者になれると思っているので、まずはタイトルに挑戦できる位置まで進んでいきたい」と改めてライト級の2本のベルト獲りを誓った。
7月大会で対戦するロムイーサンとは昨年11月に福島・KNOCK OUTアリーナ常葉のこけら落とし大会で対戦し、延長の末、判定で敗れている。
久井は「1回負けているので、絶対倒してリベンジしたい。自分のレベルも上がっていると思うので、楽しみにしてほしい」と自信を見せた。