挑戦者のシン・ユジンが体重を作れず大会前にギブアップでタイトル戦が消滅。王者・伊澤星花が「1階級上でいい」とノンタイトル戦で対戦へ【超RIZIN.4】

カード発表会見での伊澤星花(左)とシン・ユジン
「超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り」(7月27日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われる予定だった「女子スーパーアトム級タイトルマッチ」が急きょノンタイトル戦となることが7月25日、発表された。
同タイトル戦では王者・伊澤星花(Roys GYM/JAPAN TOP TEAM)がシン・ユジン(韓国/Bon Jiujitsu Songtan)を相手に2度目の防衛戦に臨む予定だったのだが、22~23日ごろにユジン側が「大会までに49kgが作れない」とRIZIN側に申告。これを受けRIZINが伊澤サイドと協議を行った。
緊急会見を行った榊原信行CEOは「伊沢選手サイドは“無理してこの暑い中で49kgを作るためにギリギリまで必死に体重を落とす水抜きをして、体調不良で試合が流れることは避けたい”という思いがあり、中途半端に51kgとか49.5kgといったキャッチウェイトでやるくらいなら、1階級上げて52kgで。その体重を作ってくれとなった。伊沢選手は怒りモードだった」と伊澤サイドとの協議の様子を明かした。
そして52kg契約のノンタイトル戦で試合を行うことを発表した。
ユジンは来日済みでこの日も52kgに落とすべく調整中とのこと。なおユジンは昨年12月のROAD FCでパク・ソヨンとアトム級暫定王座戦を行う予定だったのだが、自身が前日計量で大幅な体重超過を犯し、試合は2Rにソヨンをリアネイキドチョークで極めたもののノーコンテストとなっている。