阿佐谷七夕まつりで阿佐ヶ谷姉妹のはりぼてがSPコラボ？　東京の夏の風物詩

　東京の夏を彩る「第69回阿佐谷七夕まつり」が開催中だ。JR阿佐谷駅から東京メトロ南阿佐谷方面へと続く約700メートルのアーケード商店街・阿佐谷パールセンターには、商店主や近隣の小学校の児童たちの手作りはりぼてやカラフルな吹き流しが屋根から吊るし飾られ、家族連れなど多くの人が見上げている。

　祭の象徴となっているのがユニークなはりぼて。アニメや漫画の人気キャラクターを模したものや、オリジナルキャラクターも。大阪・関西万博のキャラクター、ミャクミャクの姿もあった。また、阿佐ヶ谷という土地柄だけに阿佐ヶ谷姉妹も登場。多くの人が足を止めてスマホを構えていた。

　商店街の店舗はそれぞれの店頭に屋台や出店を作り、お祭り定番のフードやドリンク、それぞれの店が特徴を生かしたメニューを提供している。長い歴史のあるイベントだけに、この祭を象徴するようなメニューもあり、それを目指して訪れる人も少なくない。暑さもあって、商店街の脇道に折れて、かき氷のカップを手に休憩している人の姿も多かった。

  阿佐谷七夕まつりは昭和29年にスタート。暑さで客足が遠のく8月にもたくさんの人を阿佐谷に集めたいと始まったという。

　11日まで開催。10～22時。